2010/01/31

MECEに考える

ビジネスにおいて何らかの意思決定、判断をするときには、「現状を正確に把握して最適な選択肢を選ぶ」ということが大切です。

そのときに押さえておくとよいのが「MECE」であることです。

MECE(ミッシー、ミーシー)とは「Mutually Exclucive, Collectively Exaustive」の略で、「モレなくダブりなく」を表す言葉。

分析の対象となる事実はモレなくダブりなく整然と見えているか? 取りうるオプションはモレなくダブりなく洗い出せているか?

必要な全体像を把握して初めて、妥当な意思決定ができます。全体像をうまく把握できてるか改めて確認するには、「MECEになっているか?」と問うことが有効です。

2010/01/30

宗教的なもの

今「竜馬がゆく」を読んでいます。「竜馬がゆく」を読んでいて、「宗教的なものを持つことの大切さ」ということを痛感します。

「宗教的なもの」と呼ぶのが適切かはわかりませんが、頭に浮かぶのは次のようなものです。

辛いときには支えとなり、広い視野と絶えざる人間性向上の動機を与えてくれるもの
感謝の念や思いやり、利他精神、足るを知る心、許す心、我慢強さを教えてくれるもの。また、空間的、時間的に広い世界観を与えてくれるもの。

それは物理的に存在する場合もあれば、誰かの頭の中にしか存在しないこともあります。人の頭の中にしか存在しない場合は「人生哲学」という言い方をしたがいいかもしれません。

少し例を出しますと、たとえば、「竜馬がゆく」の中の西郷隆盛であれば、「敬天愛人」、「至誠」、「私心を捨てる」。「命も要らず、名も要らず、官位も金も要らぬ人は、始末にこまるものなり。この始末にこまる人ならでは、艱難を共にして国家の大業は成し得られぬものなり」というその語録にもその精神が表れています。
坂本竜馬であれば、「世に生を得るは事を成すにあり」、「人の事跡(あと)を慕ひ人の真似をすることなかれ」などが僕がここで言いたい「宗教的なもの」になります。

「宗教的なもの」はそのまま既存の宗教でもいいし、憧れの人物や夢でもいい。そこに神的なものはあってもなくてもいい。とにかく、近視眼的な利己的精神に陥らず、大きく生きるためにはそういう「宗教的なもの」を持つことが必要なのかな。と思います。

自分のことだけを考えたこだわり、ではなく、周りの人や社会や世界を視野に入れた「宗教的なもの」、あるいは人生哲学。そういうものを持った生き方をしたい。

がんばろ。

「1年間使わなかったものは捨てる」ルール

モノをたくさん持ち過ぎると頭の中がいっぱいになり、体や頭のキレが悪くなります。キビキビとした動きが失われます。

昨年の末、持ちすぎていたモノをまとめて捨てました。その後、じんわりと少しずつそういうことを実感することができました。

「めいっぱい持ってたころはスッキリしてなかったなぁ」と。

頭がスッキリしないときは、モノを減らす。部屋を片付ける。直接頭の中を整理しようとせず、周りをきれいにする。そうすることがスッキリした状態への近道です。

また、年末に片付けをした後、「1年間使わなかったものは捨てる」
というルールを自分に課しました。ただし、思い出がつまったりした特別なモノだけは例外。

そのルールを守ることを決めた途端、簡単にはモノを買えなくなりました。

・「本当に役に立ついいもの?」(モノ自体の吟味)
・「自分の生活に必要?」(自分に合うかどうかの吟味)
・「使い続けられる?」(持続性の吟味)
・「買う必要がある?」(所有必要性の吟味)

目の前に欲しいモノがあるときには、いくつかの質問が頭をよぎります。その質問を自分で受け止めて、すべてをパスしたモノだけを買う。そうするようになりました。

だって、1年使わなかったら捨てることになるわけですし。

こういう考え方は、いわゆる「持たない暮らし」につながっていくのだと思います。「持たないこと」は手段であって目的ではありませんが、持たないこと、そして「使わないものは捨てる」ルールを持つこと、それが「自分が大切にすべきもの」を知ることにつながります。

自分が大切にすべきものがわかれば、人生はもっとシンプルに、でも、充実したものになります。

今年は引き続き、「1年間使わなかったものは捨てる」ルールを守っていきたいと思います。

2010/01/24

分割統治法

分割統治法:
解きたい問題を小問題に分割して個別の小さな問題を解き、それらを結び付けることで元々の大きな問題を解く、という問題解決のアプローチ。

数学の用語だと思うのですが、「全体を分割して部分問題に分け、部分問題を個別に解いた上で全体を組み直す」というこの考え方は、数学にかぎらず使える汎用性の高いものだと思います。

日本の小学校では、2ケタのかけ算は1ケタのかけ算を組み合わせて解く形で教えているかと思うのですが(どの時代にも共通なのかはわかりませんが、僕の時代はそうでした)、これも「分割統治法」の一種といえるかと思います。基本をひととおりやったあとに「応用問題が解けるようになる」ということは、その問題において「分割統治法ができるようになった」という言い方をすることもできるかなと思います
ですので、分割統治法という考え方を持っておくことは、問題解決力や応用力を効率的に強化しようとするときに有効です。

最後に、分割統治法的な考えで問題を分割する場合のポイントを。ポイントは2つ:
1.モレがないように
2.扱いやすいサイズ・切り方で
分割すること、でしょうか。

2010/01/23

中長期でのパフォーマンスの上げ方(ばっくり)

個人・組織の中長期のパフォーマンスというのは、おおよそ次のような要素から決まると考えられます。

パフォーマンス = 思い+本人の努力+周りの人の支え+運

思い→パフォーマンス
「思い」がなくても短期の場合はある程度うまく行くこともありますが、「思い」がないと継続的に高いパフォーマンスを発揮することはできません。

本人の努力→パフォーマンス
また、力と努力との間には正の相関があります。上達の早さは人によってちがいますが、個人の中で見ると、必ず「努力してないことより、努力したことの方がうまくなる(力がつく)」ようになっていると思います。努力の量(鍛練と試合数)がパフォーマンスを決定します。

周りの人の支え→パフォーマンス
限られた時間の中でパフォーマンスを高めるには「外部の力を借りる」という視点も必要です。家族や友人、恋人や仲間やファン、支援者などの周りの人。お金がなければ稼げばいいし、力がなければ鍛えればいい、と考えられるのですが、実際にそうも言っていられないのは「時間が足りないから」。その時間を短縮するには、周りの人の助け、教え、励ましが不可欠です。

運→パフォーマンス
「運」という要素も忘れてはいけません。どんなに精緻にコントロールしたとしても、コントロールの範疇を越えるものは必ず存在します。だから、「必ずうまく行く方法」はありません。やれるだけやったのにうまく行かなかった、というときに過度に落ち込まないためには、「運」という要素があることを認識しておくことが大切です。
しかし一方で、「どうせ運次第だから」と運の要素を過大評価してハナから諦めたり、うまく行ってる人のことを「あいつは運がいいだけ」と本質を見ずに簡単に片付けたりしてしまわないよう、注意も必要です。


パフォーマンス = 思い+本人の努力+周りの人の支え+運

中長期のパフォーマンスを上げるためには、「ただがむしゃらにがんばる」プラス「戦略」が必要です。「がんばる」だけでもいけませんし、「戦略」だけでも不十分です。たとえば今回のように、パフォーマンスを決める要因をリストアップしてみて、その中で今一番注力すべき部分を見極める。そういうことをすることが、より早く成長し、より人生を楽しむための近道になるかと思います。

2010/01/19

守破離を意識するということ



物事を学ぶときの考え方として、「型」の「守破離」というものがあります。学びのレベルを「守」「破」「離」の3段階にわけて、それらを順に学んでいくのが正しい学び方の順序である、というものです。

1.守
師匠や先人の教え(型)を忠実に守り、教えに従った動きやものの考え方をできるようになる段階。基本。

2.破
師匠や先人の教えから学んだことを自分なりに解釈し直し、それを破る形で自分に合った形で発展させる段階。応用。

3.離
自分なりの型が十分にできるようになったら、型から完全に離れて自由に立ち振る舞えるようになる段階。究極の形。

オリジナルは千利休とするものもあれば世阿弥とするものもありどちらが本当かはわかりません。それはともかく、この「守破離」の考え方自体はどの時代・地域においても通用する普遍的な考え方だと思います。自分は今「守破離」のどのステージにおり、どこに注力すべきなのか、ということが自分でわかっていることが大切です。もしも人に何かを教える立場にある場合は、相手がどの段階にいるのかを把握することが大切です。

仕事でもプライベートでも、人生のほとんどは学びの時間。そう考えると、「型」という考え方とその「守」「破」「離」という考え方を常日頃から頭の中で持っているのとそうでないのとで人生は大きく変わりきます。

僕の場合、現時点で「守破離」の「離」の境地にいると言えるようなものはひとつもありません。だけど、いつかは「離」のところに行ってみたいと思います。だから今は、「守」「破」のところをとことん追求し続け、いつか立ち止まってふと気付いたときにはいつの間にか「離」の境地に立っていた、という風になれればいいなと思います。仕事、楽しみつつ、がんばろ。

2010/01/17

ハーバルライフの始め方 その2



その1に引き続き、ハーブについての全体像をつかむためにちょこっと調べたものをリストに残しておきます。

ハーブ絡みの第一人者ぽい方
佐々木薫さん(生活の木)
北村光世さん
北川やちよさん
ベニシア・スタンリー・スミスさん

ハーブ入門に良さそうな本
ハーブ&アロマ事典―味わう・つくる・香りを楽しむ95種のハーブ / 佐々木薫
みんな、ハーブのおかげ / 北村光世
四季のハーブガーデン―育てて楽しむ香りの暮らし (自然派ライフ) / 北川やちよ
ベニシアのハーブ便り / ベニシア・スタンリー・スミス
Herbs for Pets ペットのためのハーブ大百科
※いずれも未購入なのでまだ内容はわかりません。。

ハーブ話がもりだくさんなブログ
ハーバルライフな幸せ
※きれいな写真をいっぱい載せられててステキなブログ。
 見てるだけでモチベーション上がります!


ぼんやりとではありますが、これで全体像が見えたような気がするので、これからコツコツがんばります!

2010/01/16

ハーバルライフの始め方 その1



最近ハーブに興味を持ち始め、これから少しずつハーブについて勉強しようと思っています。やるからにはある程度の目標を立てたいと思ったので、
・ハーブ専門店のショップ店員ができる
・ハーブに関する相談を受けて、適切な回答が返せる
くらいのところを目指すことにしました。要は「自分が一人で楽しむだけじゃなく、周りの人にも喜んでもらえる」ような水準まで行きたいなと。

ただ、他にも色々やりたいことがある中での勉強となるので、なるべく効率よくやりたい。楽しむ心を忘れず、かつ、とにかく効率的にやりたい。でも、そもそもハーブのことをよく知らないし、どこから始めていいのかわからない。。。というのが現状です。。

なので、いきなり勉強に入るのではなく、まずは「ハーブ」の全体像を捉える、というところから始めたいと思います。「そもそもハーブって何なの?」というところから「どんな種類のハーブがあるのか?」「ハーブ活用法にはどんなパターンがあるのか?」というところあたりまで。自分がどのラインを目指すかを明確にするためにも、ちょこっと調べてみました。
このあたりから始めて、徐々にレベルアップしていきたいと思います。

まずは「そもそもハーブとは?」というところから。

ハーブとは
ハーブ - Wikipedia
ハーブの一覧 - Wikipedia

ハーブの情報が豊富なサイト
ハーブのホームページ - ハーブの種類や育て方、ハーブティーの紹介。
ハーブ大好き!ハーブで香り豊かな楽しい生活
とっておきのハーブ生活

ハーブ絡みの資格・検定団体
日本ハーブセラピスト協会
日本メディカルハーブ協会
NPO法人 日本ハーブ振興協会
※似た団体さんが3つもあるということに素朴に驚き。

ハーブ絡みのブランド・メーカ
生活の木 - Tree of life

その2に続きます。

2010/01/15

言語の3要素

情報源は忘れましたが、「言語」は次の3つの要素に分解することができるそうです。

言語の3要素
1.ロジック:論理
2.グラマー:文法
3.レトリック:修辞技法

「言語を分解してみて」と言われたら、主語や述語、修飾語などの品詞、つまり「構造的な構成要素」に分解することが真っ先に頭に浮かんでそれ以外の分解方法は思い付かないのですが、やり方によってはこういう分け方もできる、ということですね。MECEな分け方ではありませんが、この捉え方を知るだけで言葉に対する理解がこれまでよりもう少し深まるような気がします。

言語のように毎日使っていて慣れ親しんでいるモノであってもこんな知らない見方があるのだから、他のモノはなおさらです。

好奇心をなるべく大きく膨らませて、新しいモノの見方を楽しみながら生きていきたいものです。

キャリア目標設定の仕方:キャリアモデルと+-を使う方法



夢や目標を達成するためには、まず最初にその夢なり目標なりをきちんと明確化しなくてはなりません。目標設定なくして目標の達成はありえません。登る山を決めずに山頂に行き着くことはできません。

だから、目標達成の第一歩は「目標設定」です。でもそうは言っても、実際のところはその「目標設定」(=登る山の選定)が一番難しいもの。うまく設定できずにその最初のステップで挫折してしまう、ということもよく起こりえます。

じゃあ、どうやったらうまく設定できるのか? ひとつのアプローチとして、僕の場合、たとえばこんな形で考えたら比較的スムーズに設定できました。

1.まず自分の理想像に近いキャリアモデルを考える
2.そこから色んな要素を足したり引いたりしてみる
3.最終形にまとめる。

特定の誰かを取り上げて「あの人みたいになりたい!」と他人をそのまま自分の目標にしてしまうと、自分とは異なる部分に目が行ってしまって「何か違うなぁ」と違和感を感じてしまい、どうもうまく行きません。一方で、参考とする人も何もないところからゼロベースで目標を設定するのはとても大変です。だから、その折衷案で、まずキャリアモデルを考えて、そこに色々足したり引いたりして仕上げる、という形で決めると比較的すんなりと設定することができます。イメージでいえば、

自分の目標 = モデルAさん +○○力 +××力 -△△力

という感じです。


…と手短ですが、以上、目標設定の1つの方法でした。

ここを足掛かりとして、次のステップは「より確かな目標にまとめる」に進んでいくかと思うのですが、「目標はどういう形にまとめるべきか?」というところについては「目標設定において押さえるべきポイントSMART」「目標設定において押さえるべきポイント」で述べています。そちらもよろしければぜひ。

2010/01/12

仕事がうまく進まない状態から抜け出す方法

仕事をしていると「どうにも仕事がはかどらない!」というときがあります。自分ではテキパキやってるつもりでも、ゴールが見えないまま時間だけが過ぎてしまい、結果としてモチベーションが落ち、効率が落ちてさらにまた時間だけが……という最悪の悪循環にハマってしまうこともあります。
特に「考える作業」においては、進捗が形として見えづらいこともあり、悪い循環によく陥ってしまいます。

成人の日を含んだこの連休中にちょうどその状態に陥ったので、対策をいろいろと考え、試してみました。あまり効果の見えないものもありましたが、いくつかは有効で結果的に悪い状態から無事抜け出すことができました。

効果的だった方法をまとめてみます。大きく次の4つに大別できました。

1.リフレッシュする
2.休息する
3.脳内のメモリの空き容量を増やす
4.環境を改善する


それぞれの詳細は以下のとおり。

1.リフレッシュする
作業からいったん離れて、とにかく好きなことをする。家族や恋人・友人とのおしゃべり、散歩や買い物、スポーツ、読書、その他趣味など。
僕の場合は、スタバでコーヒーと読書、好きな定食屋で食事、スポーツ(ボルダリング)、おしゃべり、などが有効でした。

2.休息する
一に睡眠、二に食事。他の部分がどんなに充実していても、ここが満たされていなければアウト。十分な質と量の睡眠、そして食事が何よりすべての基礎になります。

3.脳内のメモリを解放する
「うまく考えられない」原因のひとつは、脳内のメモリが使えなくなっていること。だからそのメモリを解放します。
僕の場合は、机の上、自宅の部屋が整理されていなかったり、洗い物や洗濯物がたまっていたり、すると脳内のメモリがうまく働かないようです。逆に、そこを整理すると脳内のメモリの空き容量も増えるみたいで、物事がスイスイ考えられるようになりました。自分でも「チャンク」が2〜3に減っていたのが、5〜6個に増えるような感覚があります。

4.環境を改善する
体を取り巻く環境を改善します。具体的には、温度と湿度、光、音、空気、姿勢などが改善できる項目です。
僕の場合は、部屋が寒かったのでパワーの強い電気ヒーターとラグを購入したこと、部屋が暗かったので昼間は部屋のライトを増やしたこと、座椅子を活用したこと、などが有効でした(特に、昼間に十分な量の光を浴びることはとても大切。昼間暗いと自然に気が滅入ってました)。


……とこんな感じです。
具体的な方法については人それぞれかと思うのですが、いずれにせよ、「自分は何をするとエネルギーをチャージできるのか」=「エネルギーの源」を知っておくことが重要だとこの連休に強く実感できました。自分にとっての「エネルギーの源」を知っておくと、効率が落ちたり落ち込んだりしたときにも自分の意思と力で自分を回復させることができます。
転倒は防げなくても、起き上がり方さえ知っていれば、走り続けることができる。だから、まずは自分なりの起き上がり方を。

2010/01/08

否定語はなるべく言わずプラスの言葉で

仕事中に何気なく
・「○○しないといけない」(must)
・「○○する必要がある」(need)
という言い回しを使ってしまうことがあります。自分は特に意識せず使っているのですが、今日人が言っているのを聞いたときに「なんだかあまりいい気持ちがしないなぁ…」と思いました。

させられてる感、仕方なくやっている感のようなものがあるからでしょうか。
後ろ向きな意識、オーナーシップのなさが言葉の裏に透けて見えるからでしょうか。

考えてみれば、自分がやるべきことのほとんどは、自分自身の意思で決断した結果、自分自身のためにやることなはず。
それなら、「しなくてはいけない」ではなく「しよう」「するつもり」(will)という言い方で言う方がいい。

自分や周りの人からエネルギーを奪う言葉もあれば、エネルギーを生む言葉もあります。エネルギーを生む、プラスの言葉遣いがしたい。

2010/01/05

大きな損得勘定をするということ



大きな損得勘定」をすることが大事なのではないかと思います。損得勘定を全くしないのでもなく、小さな損得勘定をするのでもなく、「大きな損得勘定」をするということが

ここで言う「大きな」には「時間的な大きさ」と「空間的な大きさ」、2つの意味合いを込めています。それぞれ次のような意味です。
時間的な大きさ…「長期で」
空間的な大きさ…「周囲の人も巻き込んで」

このあたりのことを「鏡の法則」「カルマの法則」「因果応報」「情けは人のためならず」「A kindness is never lost」などなど……色んな呼び方で呼ぶことができます。英語にも同じような言葉があるということは、わりと万国共通、の考え方なのかもしれません。


大きな損得勘定ができると幸せの対象が増える(他人の幸せも自分の幸せと捉えることができるようになる)し、短期での結果に一喜一憂せずに済むようになります。いいことづくめ。


大きなビジョンを持って、短期での打算に陥らずに、巡り巡って返ってくる応報を待てるような、そんな人間になりたいものです。

2010/01/02

2010年スローガン



2010年の自分のスローガンを決めました。今年のスローガンは【挑戦】です。年末年始のゆっくりした時間を利用して、去年1年の色んなことを思い出しつつ未来に思いを馳せつつうんうん考えて、最後にはシンプルなところに行き着きました。この背景と込めた思いについてちょろっと書いてみたいと思います。



背景――2009年のスローガン「習慣化」
去年(2009年)、生まれて初めて、「1年のスローガン」というものを決めました。それまでも毎年「今年はこんなことがしたいなぁ」というのはなんとなく持っていたのですが、それをひとつのスローガンにまとめて、しかも明文化した、というのは去年が初めてです。そのスローガンは【習慣化】でした。

きっかけは、大きな仕事を成し遂げる人にはどうも
1. 高い志
2. 良い習慣
という2点が必ず備わっているみたいだ、という一昨年頃の発見にあります(僕にとっては大きな発見でした)。「大きな仕事」というほどのものができなくてもいいのですが、一生の大半の時間を仕事に費やすのであれば「本当にいい仕事をするねー」と周りの人やお客様から言ってもらえるような仕事人になりたいと思います。だから、そのうちの後者、「良い習慣」作りというのをまずは目指そう、ということで1年間頑張りました。

それを1年間やった結果、自分としては非常に大きな成果が得られたと感じています。第一に、もろもろのことがわりと自然に習慣としてできるようになりました。たとえば……
3食必ず食べる
朝早起きする(始業ギリギリに出社しない)
ブログを継続する
周りの人への「ありがとう」の気持ちと言葉を忘れない
大切なものを「今」大切にする
などのことです(習慣化したい項目に「自炊」も挙げていたのですが、これについては「自分のためだけの飯作りは面白くない!」と途中で心が折れてしまい、とうとう出来ずじまいでした……)。

個別の習慣が定着できたこともうれしかったのですが、さらにうれしいのは、1年間徹底して取り組んだことで「習慣化」というプロセスそのものを身に付けられたということです。これがなぜうれしいかと言いますと、これが本当に身に付けられたなら「去年ターゲットに据えて実際に習慣化できたことにかぎらず、将来重要だと思ったもろもろのことを習慣化できる!」とそう思ったからです。これは大きい!(はず)。また、副産物として「習慣作りネタに対するアンテナが強くなり、色んな情報を有機的に結び付けられるようになった」ということもありました。これも「明文化」の効果かと思います。

「習慣化」の1年を終えた今、僕の中にあるのは「次のステージに行きたい!」という思いです。「習慣化」という基礎固めをじっくり徹底したので、その次はもう少し浮いたことをやりたい、未知なところに出ていきたいと思うようになりました。上記の「大きな仕事を成し遂げる人」の必要条件「高い志」についてもきちんと意識はしつつ、色んなことに果敢に挑戦していきたいと思っています。
……ということで「挑戦」。



込めた思い――「人間力を向上させたい」
30歳を目前にした今、恥ずかしながら自分の全精力をぶつけるべき対象を僕はいまだに見つけられていません。。
あれも面白いしこれも面白い。あれも価値が高いと思うしこれもいいし。。いまだに「あれもこれも」の状態です。僕の人生に対する思いが「とにかくそのときそのときが楽しけりゃいい!」だけであればそれでもいいのですが、僕は「ひとつのものを鍛錬・蓄積していくこと」によって「限られた時間の中で、何か普遍的な価値のあることを成し遂げたいなぁ」と漠然と思っています。そのためには、ある程度「集中」をすることが必要ということも理解しています。だから、その対象を絞る努力を続けつつも、いざそれを見つけられたときのために、それを実行に移せる「人間力」のようなものを養っておきたいと思います。それは、色んなことを目標と定めて挑戦し、クリアしたり挫折したりする中で鍛えられる心や技や体のことだと思います。その向上、というのがこの1年間にやりたいことです。
……そのための「挑戦」。


挑戦の対象
…といっても実は「今年のうちにこれに挑戦する!」というのが現時点ですべて見えているわけではありません。。当面はこれだけをターゲットに、新たに目の前に来るものがあれば何にでも挑戦して、3~5年のビジョンを踏まえつつ途中で変更したり追加したりしていきたいと思います。当面見えている「長期で目指すもの」と「今年のマイルストン」をそれぞれいくつかリストアップしておきます。

【長期で目指すもの】
自然教室・林間学校:
小野田自然塾
デザイン・洗練された生活作り:
IDEO
ジョン・マエダ
インテリアコーディネータ
プロデュース:
東京ミッドタウン
イーマ


【今年のマイルストン】
IT:
応用情報技術者試験合格。
犬:
JAHAしつけインストラクター
洗練された生活づくり:
インテリアコーディネータ
プロダクトデザイン(未定)。
英語(情報収集力として):
TOEIC850点。


……これを書いていて自分自身がワクワクしてきたので第一歩はこれでよし、かと思うのですが、具体的に「毎日何をやって」「いついつに何を達成するのか」についての落とし込みはまだ出来ていません。タイムラインに載せた計画についてはまた改めて書きます。



おまけ
少々昔のものにはなりますが、1年というやや長めの期間のスローガンを設定するにあたって下記のエントリを参考にさせていただきました。ご紹介まで。
「世界観、ビジョン、仕事、挑戦――個として強く生きるには」講演録(JTPAシリコンバレー・ツアー2008年3月6日) - My Life Between Silicon Valley and Japan