2010/03/27

ビジョンを見失ったときにやるべきこと



日々の仕事や生活の些事にまみれるうちに、掲げていたビジョンが見えなくなることがあります。どんなにきちんと立てた計画でも、うまく行かなくなるときがやってきます。

掲げたビジョンや目標が大きなものであればあるほど、そういう瞬間がやってくる可能性は高くなります。

でも、そんな瞬間が来ること自体は問題ではありません。大事なのは「ビジョンを見失わないこと」ではなく、ビジョンを見失い、計画から外れたときにも本来目指していたところを思い出し「進むべきルートに復帰すること」です。「転んでもいいから、起き上がれる」――そういう力を備えていれば、いつかはビジョンを達成できる日がやってきます。

じゃあ、ビジョンを見失ったときにやることとして、具体的にどうやれば取り戻せるのか? 答えはシンプルで、「リラックスすること」。これに尽きます。そして、ちゃんと時間を取って「自分が好きなことを色々とやってみること」です。

リラックするときには、心と身体、両方をリラックスさせる必要があります。心――心の片隅に引っかかっていることがあれば正面から向き合う。身体――体調が悪いならまず体調を戻す、調子の悪い部分があったら治療する。十分な睡眠と食事とコミュニケーションを取る。

心も身体も特に目立った問題がないのにどうも調子が上がらないというときは、僕の場合は「無心でできること」をやるようにしています。頭がからっぽになってスッキリできるからです。シンプルなスポーツ、部屋の掃除、洗濯、前月やったことの振り返り、等々。

そうこうしているうちに、まるで水が湧き出てくるように、また元々掲げていたビジョンが輝きを持って自分の中心に戻ってきます。

こういうようなうねり――自分がビジョンを見失ったり取り戻したりしている状況全体を一歩引いて俯瞰できるようになると、それが出来なかったときよりも毎日がちょこっと楽しくなってきます。

ビジョンを見失ったら、リラックスしよう。リラックスするためには「自分は何をすればリラックスできるのか?」を知ることが大切。そこに一般解はないので、自分なりのリラックス方法を。

シンプルですが、まずは「リラックス」。

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2010/03/15

歴史と小説の読み方

以前もここに書いたかもしれませんが最近また強く思うので改めて。

最近気づいたことなんですが、歴史本や小説の読み方には2種類の読み方があります。

その2種類とは
エンターテイメントとして読む(読むことが目的の読書)
実用を意識して読む(読むことが手段の読書)
の2つです。


エンターテイメントとして読む(読むことが目的の読書)
歴史モノや小説を、その本の中で閉じたエンターテイメントとして読む読み方です。読むこと自体が楽しみであり、目的になります。この場合、拾い読みや読み飛ばしは行わずじっくりと読むのが基本となります。

実用を意識して読む(読むことが手段の読書)
歴史モノや小説を、自分の学習のために読む読み方です。登場人物を自分になぞらえ、その行動や判断の仕方に学びます。目の前に直面した問題への対処の仕方のヒントに読むこともあれば、長期的な生き方の参考として読むこともあります。本を読むことは目的ではなく手段なので、すべてを読む必要はありません。この場合、目的さえ達成できれば飛ばし読みや拾い読みをしてもかまわないことが多いです。


これらのどちらがよくてどちらが悪い、というものではありません。また、すべての読み方がこのどちらかに属していないといけないわけでもありません。

この一方しか知らない場合は、もう一方をやってみることで新たに見える世界が開けますし、純粋に、楽しむことができます。

2010/03/08

学んで思わざれば則ち罔し 思うて学ばざれば則ち殆し



学んで思わざれば則ち罔(くら)し 思うて学ばざれば則ち殆(あやう)し。
孔子「論語」より

この言葉のニュアンス、孔子のメッセージは、
本を読んだり人の話を聞いたりと人から学ぶことばかりやっていて、自分の頭で考えて実践することがなければ、物事の本質を理解することはできない。一方で、自分の狭い価値観の中で考えて行動してばかりになってしまい、人の意見を聞いたり人から学んだりすることがなければ、独りよがりや独善に陥ってしまい、それもよくない。だから、人から学ぶことと自分で考えることの両方をバランスよくやりなさい。
というところになるでしょうか。

橋本大也さんの過去のブログエントリ読書について - 情報考学 Passion For The Futureや、最近読んだ何冊かの本からこの論語の言葉を久しぶりに思い出しました。

読んでかつ自分で考えることが大事ですね。情報の獲得のためだけに本を読むのではなく、自分で考えるときの材料として本を読まないと。最近の読書が、本をただ読み終えることが目的化してしまったように思います。危ない。

2010/03/07

さかなクンと野口健さんの子どもたちへのメッセージ



かのさかなクンとアルピニストの野口健さんの子どもたちへのメッセージがとても感動的で、胸に刺さったのでメモ。彼らのことはテレビでしか知りませんでしたが、子どもたちにこんなやさしい言葉をかけられる人なんだなぁ、と感動し、また、僕自身が励まされました。

さかなクン
ぼくは変わりものですが、大自然のなか、さかなに夢中になっていたらいやなことも忘れます。大切な友だちができる時期、小さなカゴの中でだれかをいじめたり、悩んでいたりしても楽しい思い出は残りません。外には楽しいことがたくさんあるのにもったいないですよ。広い空の下、広い海へ出てみましょう。
全文は…さかなクンから子どもへのメッセージ - 朝日新聞

私はみなさんにも山に登れと言っているのではありません。人生は学校の中だけではないということをわかってほしかったのです。私にとって山がそうであったように、みなさんにも自分を変えるきっかけになるものが必ずあります。
まず、なやみをだれかに話してみることです。友だちでも大人でも。けっして一人でなやむだけでは解決しません。いじめのように人間は人間を傷つけることがあります。でも人間を助けてくれるのもまた、人間しかいない。それも登山で学んだ大切なことです。

全文は…野口健さんから子どもへのメッセージ - 朝日新聞


これらのメッセージは、彼らが言うからこそ力を持つのだと思う。僕も、自分の体験に基づいた自分の言葉でこんなことが言えるようになりたい。

2010/03/06

クリティカルシンキングについて2

クリティカルシンキングについて1の続き。クリティカルシンキングについて引き続きまとめます。

クリティカルシンキングに使う道具・考え方としては次のようなものがあるかと思います。
1.イシューとメッセージ・目的・押さえるべきポイント
2.MECE(Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive)
2.ピラミッドストラクチャ・ロジックツリー
3.因果律(「原因と結果」)(グラフ)
4.演繹法・帰納法・アブダクション
5.80:20の法則
6.問題解決フロー(問題の特定→原因の特定→解決策立案)

「じゃあ実際、クリティカルシンキングが身につくと何がいいの?」というところも考えてみました。wikipediaなどを読んでしまうとそこに書いてあることを答えとして受け止めて思考停止に陥りそうだったのであえてそれらは見ずに洗い出しました。

クリティカルシンキングが身につくとこんなことが可能になります。
1.自分の考えを自分でチェックできる(客観)
2.自分の考えに自信が持てる
3.未知の問題に出会ったときにそれなりに対処ができる(応用)
4.事実を構造的に捉えるのがうまくなる(理解)
5.コミュニケーションが円滑になる


……と、こんな感じです。こうやってまとめてみて改めて、自分の理解の浅さに気付くことができました。。

2010/03/05

テレビのない暮らしのメリットデメリット

最近テレビのない暮らしをしています。

去年の暮れに学生時代から使っていたテレビを捨ててそれ以後新しいのを買っていないので、テレビのない暮らし5ヶ月目に突入しました。

「テレビを断ち切る!」という強い意気込みでこの暮らしを始めたわけではありませんが、数年来の僕の小さな夢のひとつがこの「テレビのない暮らし」だったので、それを実現すべくあえて今回新しいテレビを買いませんでした。テレビのない暮らしに憧れた理由は単純で、1)人がおすすめしていた、2)旅行やキャンプに行った日の夜はテレビがなく快適でそれを毎日味わいたかった、です。深い意味はありません。

始めてみるまでは、テレビのない暮らしにはストイックなイメージが強くあったのですが、いざ実際にやってみるとこれがまた、なかなか快適です。でも、デメリットもあります。…これまでの5ヶ月で得た発見、感じたことをメリット・デメリットに分けてメモってみます。

テレビのない暮らしのメリット
・電気代がうく
・部屋が少し広くなる(ブラウン管の場合は特に)
・目の疲れが和らぐ(毎日PC作業をする場合は特に)
・睡眠の質が上がる(寝る前に見なくなるので)
・時間に余裕ができる(実は結構長い時間テレビを見ていたことに気付きました…)
・心にも余裕ができる(…ような気がする)
・落ち着いてゆっくり考え事ができる(夢やビジョンのこと、周りの人のこと、緊急度が低くて重要度の高いこと、その他普段なかなか考えられないこと)
・自発的・精力的に活動する力が鍛えられる(暇なときにも「とりあえずテレビを見る」ができないから。行動力が上がった気がします。)
・読書や勉強がはかどる

テレビのない暮らしのデメリット
・気分が滅入る(部屋がどんよりするときがあります。テレビを捨てた直後の2〜3週間は特に注意が必要です。)
・ランチの話題に着いていけない(ドラマやお笑い、ドキュメンタリーの話など)
・マス向けの新しい製品やサービスに疎くなる(CMが見れないので。一方で、主要なニュースや天気予報等は携帯やPCで十分拾えるので問題ありません。)
・オリンピックやスポーツが見れない(人が頑張ってる姿をダイナミックに見ることができません)
・人が遊びに来たときに手持ち無沙汰になることもある

他にもあるかもしれませんが今パッと出たのはこれだけです。テレビありの暮らしと比較して、メリットもあればデメリットもある、という感じです。テレビがある暮らしもそれはそれでいいですが、テレビのない暮らしにも体験してみないと実感できないイイところがあります。

……という感じで以上です。もしまた新たな発見が出てきたらメモを残したいと思います。

テレビのない暮らしがしたかったり興味があったりするけれど「あと一歩が踏み出せない」。そんな方の後押しにこのメモがなれば幸いです。

テレビのない暮らしを、ぜひより多くの人に体験してもらえればと思います。

2010/03/03

クリティカルシンキングについて1


これから複数回にわたって「クリティカルシンキング」について考えてみたいと思います。

クリティカルシンキングについて考えたいと思ったのは、クリティカルシンキングの威力・魅力を人にうまく伝えられなかったからです。なんとなく伝えることはできたのですが、その話の内容を自分で振り返ってみてどうもしっくり来ないので、自分なりの捉え方をまとめてみたいと思います。

内容に入る前に、僕のステータスを書いておきます。
・クリティカルシンキング研修を受けたことがある(2年とちょっと前)
・クリティカルシンキングについて現在修業中
・時間がある程度あればロジカルに考えられるが、咄嗟に考えるのは苦手

まずはその定義から。僕なりの定義は次のとおりです。

クリティカルシンキング(critical thinking)とは
1.ある目的を達成するために、
2.フレームワークを使用して、
2.物事を正確に、
3.効率的に、
考えること。またそのための技術。

細かい説明は置いておくとして、次にその適用範囲を。

クリティカルシンキングの適用範囲は、「考える」ことが必要なあらゆる場面。仮説設定、分析、立案、意思決定、コミュニテーション、のいずれも含む。


まずはここまで。