2010/05/30

AERA2010年5月31日号特集 ペット売買の闇生む「犬オークション」の現場


2010年5月31日発行のAERA(矢沢永吉さんが表紙の号です)に「ペット売買の闇生む「犬オークション」の現場」という特集が組まれていました。

・ペットショップのかわいい子犬たちは、オークションによって売買されている
・またそれが遺棄の問題や社会化時期の喪失の問題などを生んでいる
といったお話が紹介されています。



読んで思ったのですが、こういった問題はオークションの当事者やブリーダーだけに責任があるものではなく、「構造的な問題」が原因になっているかと思います。
(「構造的な問題」というのは、、と説明したいのですがうまく表現できませんので、僕に馴染みの深いゲーム理論で説明してみます。「構造的な問題」というのをここでは、そのゲームに関わっているプレイヤーがそれぞれに適切な戦略を選んだ結果として、犬の利得が低くなる(犬が損をする)利得構造になっている、ということを意味して使っています。いわゆる、個別最適の結果全体が悪い状態に陥る「囚人のジレンマ」的な状態といいますか。誰も「犬を不幸にしたい」と積極的に思っているわけではないのに、不幸な犬が生まれる状況。。)

ですので、この問題の解決のためには、犬に関わっているいろんな立ち位置の人たちが協力して、構造そのものを変えていく必要があるかと思います。

僕も少しずつ、動き始めたいと思います。まずはしっかりと「知る」ことから始めて、批判だけをするのではなくあるべき代替案を作り、実際に働きかけられるように頑張りたいと思います。


……
AERAでは、編集部の太田さんという方が人間社会における動物の現状について継続的に調査し、レポートを掲載されています。こういう貴重な活動を、実際の働きかけ、そして利害構造の変化、へと繋いでいきたいものです。


おまけ
「ペットビジネス」の闇 | AERA-net.jp

2010/05/28

メディアの質を決めるSN比


情報工学に「SN比」という概念があるそうです。正確には、SN比とは「Signal-to-Noise Ratio」(信号対雑音比)の略で、「ある信号群に含まれる信号と雑音(ノイズ)の比」を表す言葉だそうです。一般に、その値が高ければ高いほど、その信号群は良質だということになります。

この考え方を応用して「メディアのSN比」というのを考えることができます。すなわち、メディアが発信する情報のうち、価値のある(価値の高い)情報と価値のない(価値の低い)情報の比率、というのが考えられます。

その考え方で、2つのメディアを対比させながら「より良いメディア」について考えてみたいと思います。

例1…トータルの情報量が同じ2つのメディアA/B
次の2つのメディアの比較を考えます。
・A 価値の高い情報…8、価値の低い情報…2
・B 価値の高い情報…5、価値の低い情報…5
「どちらが良いメディアか?」と聞かれたら、答えは「A」になるかと思います。これはシンプルですね。

例2…価値の高い情報の量が同じ2つのメディアC/D
次の2つのメディアの比較を考えます。
・C 価値の高い情報…10、価値の低い情報…5
・D 価値の高い情報…10、価値の低い情報…100
こちらの例で「どちらが良いメディアか?」と聞かれた場合、現在の情報過多の時代における答えは、「D」ではなく「C」になるかと思います。価値の高い情報の量がある程度あったとしても、価値の低い情報がそれ以上に多ければそのメディアの価値は下がります。


…ということで、メディアの価値、ひいてはブランドを高めるためは「価値の高い情報をよりたくさん届ける」ようにすればいいのですが、それと同時に「価値の低い情報をなるべく届けないようにする」ことも必要になってきます。「価値の高い情報」をどれだけ多くしても、価値の低い情報(ノイズ)も同様に多ければ、そのメディアはいずれ、丸ごと無視されるようになってしまいます。そうならないためにも、現代のメディアには価値の低い情報は届けないようにする努力が必要となります。



ここでは「メディア」という括り方をしてみましたが、このことは企業のマーケティングコミュニケーションやブランドメッセージにも、個人の対人コミュニケーションにもデザインにも言えるかと思います。企業活動においても、個人のコミュニケーションにおいても、「SN比」ということを念頭に置いていたいと思います。


おまけ
ちなみに英語のwikipediaの「SN比」のページには次のように書いてありました。

"Signal-to-noise ratio" is sometimes used informally to refer to the ratio of useful information to false or irrelevant data in a conversation or exchange. For example, in online discussion forums and other online communities, off-topic posts and spam are regarded as "noise" that interferes with the "signal" of appropriate discussion.
(意訳)「SN比」という用語は、対話や情報交換の文脈において「有用な情報」と「有用でないデータ」の比率、という意味で使われることもあります。たとえば、オンラインのディスカッションフォーラムやその他のオンラインコミュニティにおいて、トピックと関係ない投稿やスパムは、適切なディスカッションという「シグナル」を妨げる「ノイズ」と見なされます。

2010/05/26

「○○しなければいけない」ことなんてない


この世で僕たちがやるすべてのことの根本には、自らの「○○したい」という欲望があるのだと思います。……当たり前のことかもしれないですが。。

たとえば、「お風呂に入らないといけない」というとき。
これは、外部から強制されてお風呂に入らないといけないわけではなく、単純に自分が「お風呂に入りたい」と思うから入らないといけないわけで、実は別にお風呂に入らなくても全然構わないわけです。
じゃあ「なぜお風呂に入りたいのか?」というと、「清潔でいたい」「身だしなみをしっかりしたい」という自分の欲望がまたその奥にあって、ということになるので、元を辿っていけば、やはり自分の欲望にたどり着きます。

同様に、「会社に行かないといけない」というときもことは同じです。
「会社に行かないといけない」と思っているとき、その前段階で自分が会社に行く場合と行かない場合の結果を天秤にかけて、その結果「行くこと」を選んでいます。ですので、「会社に行く」という選択肢を自分で選んだ末に「会社に行かないといけない」ことになっているわけです。ですのでこの場合も、根本は自分の欲望です。

…というのは他のどんなことにも言えるかと思うので、実は、人生の中で「○○しなければいけない」ことなんてそれほどたくさんはないんじゃないのかな、と思います。いくつかのオプションが目の前にある中であるオプションを選んで、「○○しなければいけない」という義務を自分に課しているのは自分自身なので、「○○しなければならない」の前に「○○した方がいい」(≒「○○したい」?)という判断が自分の中で起こっています。

であれば、「○○しなければならない」と言いたいときは、「○○しなければならない」と言っても「○○したい」と言っても、中身的にはどっちの言い方をしてもさほど変わらない、ということになります(なるかな、と思います)。

であれば、自分以外の誰かに原因があるようなネガティブな言い方「○○しなければならない」というのはできるだけ避けて、「○○したい」と言ってしまった方がいいのかな、と思いました。


これについては例外もたくさんあるかとは思うのですが、「○○しなければならない」と言っても「○○したい」と言っても意味は変わらない状況であれば、なるべく前向きな言葉「○○したい」と言える人間になりたいものです。今はしょっちゅう「○○しないと」と言ってしまいますが、、、目指すべき方向として。

2010/05/22

学び:「1万時間の法則」から得られる学び


マルコム・グラッドウェル(Malcolm Gladwell)の著書「Outliers」の中に「1万時間の法則」というお話が出てきます。

1万時間の法則
outliers(ケタ外れのパフォーマンスを発揮する人たち)に共通するのは、「1万時間」という時間である。Outliersはみな膨大な時間を自分の専門分野に費やしており、その費やした時間は分野によらず、おおよそ1万時間くらいである。取り上げられている事例は、モーツァルト、ビートルズ、ビル・ゲイツなど。


この「1万時間の法則」というのは統計的・帰納的に得られた事実認識であって、そこからどんなことを学びとして得るかは人それぞれかと思います。僕なりの「1万時間の法則」から得た学び(受け取ったメッセージ)についてまとめてみました。


学び1 成功した人は努力している
学び2 近道はない
学び3 相当な時間が必要


学び1 成功した人は努力している
事例に挙がっているようなoutlier(ケタ外れの人)は必ず並外れた量の努力をしている。本人がそれを「努力」だと感じていないとしても。

学び2 近道はない
どんな領域においても、outlier(ケタ外れの人)になるための近道はない。才能は必要だが、才能だけでoutlierの域に達することはできない。かなりの量の勉強・練習・実践が不可欠である。

学び3 相当な時間が必要
また、必要な勉強・練習・実践の絶対量というのは、とても多い。「時間」という普遍的な指標で見てみると、それは「1万時間」という膨大な時間に相当する。


以上のことを書いてみたら言ってることはあまりに単純で、、書かなくてもよかったんじゃないか、という気がしないでもありません。。。残念。。

個人的には、この「1万時間の法則」の話を聞いたときには、種明かしをされてうれしい気持ちが半分、ガッカリする気持ちが半分、でした。「自分にもできるんじゃないかな」と一方ではワクワクし、「えー、近道はないのかー。しかも1時間って相当長いし。」ともう一方でショゲました。それも人それぞれでしょうか。

1万時間を達成しようとすると、
・平日毎日8時間で 5年間
・平日毎日4時間で10年間
・平日毎日2時間で20年間
かかる計算になりますので、どちらにしても相当な時間が必要であるのは確かです。でも、やろうと思ったらやれない量でもないというのも救いですね。ただ、これだけの量やるためには、自分が極めたいことと仕事を重ね合わせるのがまず第一、でしょうか。

話はちょっと変わりますが、フランスに「シュヴァルの理想宮」というのがあるそうですが、どう生きても一度きりの人生なのであれば、生きているうちに僕もこんなものが作ってみたいなと思います。


シュヴァルの理想宮 公式サイト


おまけ
マルコム・グラッドウェルが「Outliers」を出したときに受けたインタビューの動画がyoutubeにありました。

2010/05/19

アイデア作りの原理と方法についてのまとめ


企画やデザインといったいわゆる「アイデアを形にする活動」の方法論について、半世紀以上も前に書かれた名著「アイデアのつくり方」(原題:A Technique for Producing Ideas)。

そこに書かれているアイデア作りの原理と方法についてまとめてみました。

アイデア作りの原理1 … そもそも、アイデアとは一体何なのか
・アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせである。
・既存の要素の新しい組み合わせを生み出す力は、事物の関連性を見つけ出す力によって高められる。

アイデア作りの原理2 … アイデア作りのプロセスと技術
・アイデアの作成は、フォード車の製造と同じように、いくつかの明確なプロセスに分かれた流れ作業に落とし込むことができる。
・したがって、アイデア作りの力も一種の技術として、習得したり修練したりすることができる

アイデア作りの方法 … 明確な5つのプロセス
1. データ集め
2. 咀嚼(組み合わせ)
3. 離れる(無意識に任せる)
4. リラックス&ユーレカ(発見)
5. 現実に合わせるための調整


個人的には、この5つのプロセスの前に「0. 目的とゴールの明確化」というステップがはさまっていればなお良いのかなと思っています。もしかしたらそこで定めた目的とゴールはその後の、1. データ集め、2. 咀嚼、のプロセスにおいて変わっていってしまうかもしれませんが、目的を漠然とさせたままデータ集めをするよりも、仮であってもいいので目的を明確にした状態で(たたき台、仮説としての目的を作った状態で)アイデア作りをスタートする方が断然質の良いものが得られるし、スピードも早いのかなと思います。ただ忘れてはならないのは、plan(計画)とimprovise(即興)のバランス、でしょうか。アイデアのつくり方、いい本です。
アイデアのつくり方、その原理と方法

2010/05/18

たった3分、たった8語で語る成功の秘訣(Secrets of success in 8 words, 3 minutes)


「3分、8語で語る成功の秘訣」という動画がありました。

10年以上に及ぶ「成功についての研究」の成果として抽出された8つのエッセンス。

スピーカーのリチャード・セント・ジョン(Richard St. John)という方は成功を口だけで語る人ではなく、自身もマーケティング会社を作って成功し、スポーツにおいては世界7大陸でのマラソン完走(ベストタイムは2時間43分!)、アコンカグアとキリマンジャロという世界最高峰の山への登頂、を果たしたシャカリキな人のようです。


Richard St. John: Secrets of success in 8 words, 3 minutes

ステキなのが「My mother pushed me.」と「CRAP」のくだり。


また、こちらは彼の公式サイトです。
Success book, 8 secrets of success by Richard St John
こちらでは、動画の中で挙げられていた「GOOD」が「IMPROVE」に変わっています。8つの成功の秘訣はこちら。

8 to be GREAT
1. PASSION
2. WORK
3. FOCUS
4. PUSH
5. IDEAS
6. IMPROVE
7. SERVE
8. PERSIST

2010/05/15

他人と比べることをやめる


いつの間にか身についてしまった「ついつい他人と比べてしまう」という自分の悪い癖を直すことができたときにとても清々しかったので、そのことについてメモ。

人が他人と比べがちな2つのポイント
1. 能力・評価・年収(客観的指標)
2. 損得・貸し借り(相手と自分との関係)

他人と比べることがなぜ良くないのか
他人から良い刺激を受けているうちはいいが、過度に人と比べる癖がつくと、自分が人生でやろうとしていることがブレてしまう。人生の本質は「他人との比較」にあるのではなく、与えられた条件のもとで自分の価値をどれだけ最大化できるかにある。どれだけ楽しみ、どれだけ人の幸せに寄与できるか。一度きりの人生だから
・自分が生きているうちにやりたいこと
・なりたい人間像
を明らかにし、そこを目指す決意をして、日々がんばること。そして、自分の幸せの中に他人や顧客の幸せを入れることこそが大切。そこには、人と比べて「自分はこうだ」「あの人はこうだ」「不公平だ」などと考える時間は必要ない。

人と比べないようにするのは難しい
……とは言っても、気を抜くと、ついつい人は自分と他人とを比較してしまうもの。だから、努力して「人と比べないように」する必要がある。僕の経験で言えば、「テレビを捨てたこと」が大きなきっかけとなった。テレビを見ない暮らしを始めてから、自分のリズムで生活することができるようになり、他人と比べることがぐんと減った。そうやって日々過ごしていると、半年~1年くらいしたときにふと、いつの間にか他人と比べることを自然とやめている自分に気づく。

2010/05/14

経営のための科学(数学)についてのまとめ


経営における「管理」や「意思決定」のための科学(数学)について、ウェブ上の情報をもとにざっくりとまとめてみました。


分野
大きく次の2つの分野があるみたいです。
1. 経営工学(もしくは経営科学)(M/E:management engineering)
2. オペレーションズリサーチ(OR:Operations Research)
「こちらは経営工学、こちらはオペレーションズリサーチ」と明確な線引きがあるわけではなく、境界は曖昧のようです。


主なサブ分野
サブの分野(ひとまとまりの理論)としては次のものがあるみたいです。ここに挙げた以外にもたくさんあるようですが、独断でピックアップ。

管理系
・線形計画法(LP:Linear Programming)
・動的計画法(DP:Dynamic Programming)
・グラフ理論(Graph Theory)
・待ち行列理論(Queueing Theory)
・生産管理(Product Management)
・在庫理論(Inventory Theory)

意思決定系
・ゲーム理論(Game Theory)
・階層分析法(AHP:Analytic Hierarchy Process)
※レベル感まちまちかもしれません……


主な団体・学会(日本)
日本経営工学会(JIMA)
社団法人 日本オペレーションズ・リサーチ学会
経営工学関連学会協議会
一番下は、8つの学会の集まり。所属学会は、日本経営工学会(JIMA)、日本オペレーションズ・リサーチ学会(ORSJ)、日本品質管理学会(JSQC)、日本信頼性学会(REAJ)、研究・技術計画学会(JSSPRM)、日本設備管理学会(SOPE-J)、経営情報学会(JASMIN)、プロジェクトマネジメント学会(SPM)。


主な団体・学会(英語圏)

INFORMS オペレーションズリサーチとマネジメントサイエンス学会


IFORS 国際オペレーションズリサーチ学会連盟


関連資格
技術士 経営工学部門 - 社団法人 日本技術士会(トップ
ITストラテジスト - 独立行政法人 情報処理推進機構(トップ


おまけ
類似の分野に「技術経営(MOT:Management of Technology)」というのもあるようです。関連学会・組織としては「日本MOT学会」「イノベーション25」などがあります。

2010/05/12

黄金比とフィボナッチ数列について説明する美しい動画


自然界に頻繁に現れ、古代エジプトの時代から建築家やアーティストたちによって使われ続けてきたある比率「黄金比」。その黄金比について鮮やかに解説されている動画がありました。

動画のタイトルは「Nature by Numbers」。一言説明には「数と幾何学と自然にインスパイアされて作ったショートムービー」と書かれています。



「黄金比について」と書きましたが、実は黄金比だけでなく、黄金比と深い関係をもつフィボナッチ数列や黄金角、ボロノイ分割についてもあわせて説明されています。黄金比・フィボナッチ数列の例としては「巻き貝」が、黄金角の例としては「ひまわり」が、ボロノイ分割の例としては「トンボの羽」が取り上げられています。

動画元サイトはこちら。

Nature by Numbers
ページ内のリンクはそれぞれ次のようになっています。
  • ABOUT:理論についての丁寧な補足説明
  • STILLS:動画の静止画
  • MOVIE:上記動画
  • WIP:動画作成中のスクリーンショット

とにかく、動画の出来がすばらしいです。黄金比とフィボナッチ数列についてはちょろっと知っていたのですが、黄金角とボロノイ分割については知りませんでした。ボロノイ分割。へー。

おまけ
フィボナッチ数列や黄金比の英語での言い方。
  • フィボナッチ数列:Fibonacci Sequence
  • 黄金比:Golden Ratio
  • 黄金角:Golden Angle
  • ボロノイ分割:Voronoi Tessellations

黄金比について解説した本なんかもあります。
Balance in Design 美しくみせるデザインの原則

2010/05/11

脳の無意識領域をいかす3原則

脳の無意識領域をいかす3原則
人間の脳が活動する中で「意識」が占めている部分はほんのわずかであり、その活動のほとんどは「無意識」の部分が占めている。……というような話をどこかで聞いたことがあります。「無意識」と言ってもいまひとつピンとこないのですが、あの、いわゆる自動運転をする部分、アンコントローラブルな部分、と言うふうに考えておけばよいでしょうか。

その脳の「無意識の部分」をうまく使うことで、人は最高のパフォーマンスを発揮出来る。……というようなこともどこかで聞いた気がします。聞いたような聞いていないような、ちょっと曖昧な感じですが、ともかく、脳の「無意識」の部分をうまく使うためのポイントをちょっと大げさに「原則」としてまとめてみました。

脳の無意識領域をいかす3原則
1. 少しずつ
2. ムリしない
3. 形から入る


1. 少しずつ
脳は指数関数的に成長する。だから、最初は少しずつ。成長を焦らない。勢いが乗ってきたときには、その勢いにうまく乗ろう。

2. ムリしない
脳は快楽主義。ムリが嫌い。だから、ムリはせず、報酬を用意しながら、楽なやり方を見つけよう。「がんばる」その前に、自分のモチベーションに手入れをしよう。

3. 形から入る
脳と身体は、脳から一方的に身体に指令が行くのではなく、身体から脳へも情報が行っており、相互作用の関係にある。だから、ときには身体から、形から入るのもいい。
たとえば、笑顔。姿勢。あいさつ。

2010/05/08

会社に英語で電話がかかってきたときに役立つ最小限の英語フレーズ


「会社に英語で電話がかかってきた!」というときのために、最小限覚えておけば安心の英語フレーズを集めてみました。流暢に話すことはできなくとも、これだけ覚えていれば最小限の対応はできるはず、かな。

もっともシンプルな「あいさつから取り次ぎまで」の流れに沿って7つに分けて以下に書いていきます。

1. あいさつ
2. 英語が早くて聞き取れない……
3. 相手の名前を伺う
4. 誰あての電話かを聞く
5. 取り次ぐ
6. 取り次げない……
7. 電話を切る



1. あいさつ
もしもし、○○です。
Hello. This is ****.


2. 英語が早くて聞き取れない……
もう少しゆっくりしゃべっていただけますでしょうか?
Could you speak more slowly?


3. 相手の名前を伺う
どちら様でしょうか?
Who's calling, please?

御社名をいただけますでしょうか?
Can I have your company name, please?

つづりを教えてください。
How do you spell the name?


4. 誰あての電話かを聞く
誰におかけですか?
Who would you like to speak to?


5. 取り次ぐ
少々お待ちください。
Hold on, please.
Just a moment, please.

英語のできる者におつなぎします。
I'll get someone who speaks English.

○○におつなぎします。
I'll connect you with Mr./Ms. ****.


6. 取り次げない……
○○はただいま席を外しております。
**** is not at his desk at the moment.

○○は会社におりません。
**** is not in the office now.

後ほどおかけ直しいただけますか?
Could you call again later?

090-****-****におかけいただけますか?
Could you call 090-****-****?


7. 電話を切る
お電話いただきありがとうございました。
Thank you for calling.


リストアップしてみて気づいたのですが、出てくる単語はどれも中学英語で習うようなシンプルなものばかり。。簡単なはず、なんですが、、いざとなったらとっさに出てこないものですよね。。。ですので、こういった最小限のフレーズは丸暗記してしまうくらいでもいいかなと思います。がんばろ。


参考にさせていただきました
テレフォン英会話 - eigoTown.com
国際電話の受け方 - All About

2010/05/05

ディーター・ラムスのデザインの10原則


ブラウン社でチーフデザイナーを長年務め、美しい製品を数多く生み出した工業デザイナー、ディーター・ラムス(Dieter Rams)の「デザインの10原則」(Ten Principles to Good Design / 10 Commandments of Design)。今回はそれを手短にご紹介します。

僕のようなデザインの素人が、良いデザインとはどういうものを指すのか、どういったポイントを押さえれば良いデザインが実現できるのか、というのを考える上で大いなるヒントとなります。「good design」(良いデザイン)の部分を「Good Idea」(良いアイデア)に読み替えても特に違和感はないので、「デザイン」よりも広範囲な「暮らし」や「ビジネス」の文脈においても通用する普遍性の高い「原則」になっているのではないかと思います。機能的な視点、情緒的な視点、社会やサステイナビリティの視点が網羅されています。


1. Good design is innovative
良いデザインは革新的である。

2. Good design makes a product useful
良いデザインはプロダクト(製品)を機能的(役立つもの)にする。

3. Good design is aesthetic
良いデザインは美的である。

4. Good design makes a product understandable
良いデザインはプロダクト(製品)をわかりやすくする。

5. Good design is unobtrusive
良いデザインはでしゃばらないものである。

6. Good design is honest
良いデザインは正直である。

7. Good design is long-lasting
良いデザインは長寿(長持ちするもの)である。

8. Good design is thorough down to the last detail
良いデザインは細部に至るまで必然性がある(一貫性がある)。

9. Good design is environmentally friendly
良いデザインは環境にやさしい。

10. Good design is as little design as possible
良いデザインは可能なかぎり小さなもの(ちょっとしたもの)である。


良いデザインとは「派手なだけのもの」や「美しいだけのもの」などではなく、複数の視点から見て価値を生み出している(複数の課題を同時に解決する)デザインこそが良いデザインですよね、というのがディーター・ラムスの主張の核なのかなと僕は受け取っています。細かなニュアンスはところどころチガうかもしれませんが、大きな捉え方は大幅にはズレていない、のではないかと思います。

おまけ:ディーター・ラムスについてもっと知りたいなら
dieter rams interview - designboom
Dieter Rams - DESIGN MUSEUM


おまけ:ディーター・ラムス関係の動画
ディーター・ラムス本人がコメントも交えつつ10コの原則を読み上げる動画
Objectified: Dieter Rams commentary


ディーター・ラムスが働いたブラウン社のデザイン50年史
Braun Design 50 years of innovation

Thunderbirdを軽快に使うための5つのショートカットキー

Thunderbirdショートカットキー
つい先日、Thunderbirdでメッセージを素早く作成する方法について書いたばかりですが、今回はその「Thunderbirdを便利に使いこなすTIPS」第2弾として「ショートカットキー」をご紹介します。

Mozilla Japanの公式リファレンスを覗いてみると、ショートカットキーが豊富に用意されています。しかし、日常的に利用するのはそのごく一部、ほんの数個に限られるかと思います。ですので、80対20の法則(パレートの法則)に則って、利用頻度がもっとも高いであろう(と僕が思う)5つのショートカットキーをご紹介します(いずれもWindows XPの場合です)。

1. 新着メッセージを受信する
Ctrl + T

2. 新しいメッセージを作成する
Ctrl + N

3. Thunderbirdを終了する(ウィンドウを閉じる)
Ctrl + W

4. 作成中のメッセージを送信する
Ctrl + Enter

5. 未読・既読を切り替える
Ctrl + M
※メッセージ選択中に使えます


たった5つですが、これらをうまく使えるようになるだけでも、作業効率が大幅に上がるのではないかと思います。

ショートカットキーを活用して作業効率をうまくアップさせるためには、むやみやたらにショートカットを覚えるのではなく、80対20の法則にもとづいて「実行頻度が高い操作のショートカットキーを数個だけ覚えて、それを無意識で使えるくらいのレベルまでやること」がコツだと思います。そのためにはまず、「自分がどういう操作をよく行っているのか」というのを自分で観察することが欠かせません。僕の場合は上記の5つがもっともよく使うと自分で認識しているのですが、人それぞれで使い方が違うかと思うので、これは参考程度に、各自が自分に合ったショートカットキーを見つけるのがいいかと思います。


以上、Thunderbirdを便利に使いこなすTIPS第2弾「ショートカットキー」でした。


参考にさせていただきました
Going My Way: Thunderbirdを使いこなす10のショートカットキー
Mozilla Japan - Thunderbird サポート - リファレンス - キーボードショートカット

2010/05/01

ゆったりとしつつもハリのある休日を過ごす方法


今日は一日ゆっくりと過ごしました。前々からしたいと思っていたこと、買い物、消耗品の追加購入、雑用(掃除・洗濯)などを朝から順番にやりました。いつもより少しだけゆっくり自転車をこいで、ゆっくりと歩きました。

ここ数年間、平日にやりきれなかった仕事でバタバタしてしまい、うまく休めない休日ばかり繰り返してきましたが、つい最近になって、休日を前よりも少ーしだけうまく休むことができるようになりました。「心と身体を休めるためにゆったりとした時間の過ごし方をしつつも、ハリのある休日」というんでしょうか。そういう時間の過ごし方ができるようになってきました。

そのきっかけは、会社の上司から借りて読んだ、吉越浩一郎さんの「残業ゼロ」の仕事力。この本を読んでから、仕事の日だけでなく休みの日にも「その日一日やるべきことを紙に書き出す」ということを始めてみて、それから「ゆったり×ハリ」のイイ休日を過ごせてるように思います。

その効果が想像以上大きかったので、簡単にメモ。

具体的にやることは本当に単純で、
1. やりたいこと/やるべきことをリストアップして、
2. 優先順位を付けて、
3. 時間(デッドライン)も決める、
それだけです。1だけするのではなく、3までしっかりとやることが大切です。慣れてないと最初は結構な時間がかかってしまってかえって時間をムダにしてしまってる気がするのですが、続けているうちに着実に早くなります(ですんで、最初だけ辛抱して続けることが肝心です)。

あとは、そのリスト通りに一日を進めていくだけ。そうすることで、「やり忘れたことはないか?」と不安になったり焦ったりすることもなく、ダラダラし過ぎることもなく、イイ感じに休日を楽しむことができます。もし余裕があるのであれば、さらに、
4. やるべきことが終わるごとに「OK」チェックを入れる
5. 一日の終わりに、実際にやれたことをリストアップする
というのをやるとプチ達成感が得られる上に一日の反省が次の休日の過ごし方につながるので、これもおすすめです(5はいわゆる「レコーディングダイエット(記録するだけダイエット)」と同じ原理でしょうか)。

自分でやってみて想像以上に効果が大きかったので、仕組みとしてまとめられれば、周りの人にもおすすめしたいと思います。「リストアップ」、単純ですが、いいです。