2011/03/31

いろんな会社の企業理念とビジョン その1(海外編)


自分の柱とする価値観(理念・ビジョン)を明確にする作業の中で、参考としていろいろな会社の理念・ビジョンを調べています

「どうしてよその会社の理念を?他の人の理念なんか気にしちゃダメだ!」という考え方もあるかとは思うのですが、僕の場合経験不足で自信がないため「そもそも理念ってどういう考え方をかかげるものなの?」というところが知りたくて調べてみました。

迷ったときに自分を律してくれる良い理念作りのために!

・・・ということでいくつか企業の理念・ビジョンを集めてみました。まずはIDEOから。


IDEO
今回見てみたかぎり、公式ページにはデザイン思考(Design Thinking)というコンセプト(=方法論)は載っていますが理念らしきものは見当たりませんでした。ポジショニングがそもそもユニークなのでそのまま会社の活動を説明すればそれがIDEOらしさを表すということでしょうか。
IDEO (pronounced “eye-dee-oh”) is an award-winning global design firm that takes a human-centered approach to helping organizations in the public and private sectors innovate and grow.
(意訳)
IDEO(アイディオと読みます)は、受賞暦のあるグローバルなデザインファームです。人間中心的なアプローチを用いて、オープンなあるいはプライベートな領域において、組織がイノベーションを起こし成長することをサポートします。
キーワードとして、デザイン人間中心的なアプローチ組織イノベーションというのが出ています。まさしくIDEOを表す言葉たち。
About - IDEO


ホールフーズ(Wholefoods Market)
アメリカのスーパー、ホールフーズは「コアバリュー」という形でその価値観を表明しています。
1. Selling the highest quality natural and organic products available
2. Satisfying and delighting our customers
3. Supporting team member happiness and excellence
4. Creating wealth through profits & growth
5. Caring about our communities & our environment
6. Creating ongoing win-win partnerships with our suppliers
7. Promoting the health of our stakeholders through healthy eating education
(意訳)
1. できるかぎり最高級のナチュラルでオーガニックな製品を売ること
2. 顧客を満足させ喜ばせること
3. チームの仲間の幸せと活躍を応援すること
4. 利益と成長とをとおして富を創造すること
5. 地域社会と環境に注意を払うこと
6. 供給元と継続的なwin-winの関係を築くこと
7. 健康な食事に関する教育を通じてステークホルダーたちの健康を増進すること
顧客、供給元、従業員、地域社会、その他ステークホルダー――すべての関係者をないがしろにせず全方位的に健康で最良のものを届けようという考え方のようです。
Core Values - Wholefoods Market


Apple(アップル)
Appleの公式ページにはそれらしき表示が見つかりませんでした。残念。。。


Zappos(ザッポス)
365日返品無料の靴のオンラインショップZappos。ウェブショップでありながら、ヒューマンタッチのコミュニケーションを重視しホスピタリティを発揮しているという面白い会社です。Zapposは「企業文化こそが競争力の源泉である」とし社員をとことん大切にする方針を取っています。企業理念にもそのことが表れていて「ファミリーコアバリュー」という言葉を使っています。
Zappos Family Core Values
1. Deliver WOW Through Service
2. Embrace and Drive Change
3. Create Fun and A Little Weirdness
4. Be Adventurous, Creative, and Open-Minded
5. Pursue Growth and Learning
6. Build Open and Honest Relationships With Communication
7. Build a Positive Team and Family Spirit
8. Do More With Less
9. Be Passionate and Determined
10. Be Humble
(意訳)
1. サービスの中でワォ(驚き)を届けよう
2. 変化を捉え変化を起こそう
3. 楽しさとちょっとした意外性を生み出そう
4. 冒険心と創造性とオープンな心を持とう
5. 成長と学習を追求しよう
6. コミュニケーションによってオープンで正直な関係を築こう
7. ポジティブなチームと家族精神を養おう
8. より少ない手間でたくさんのことをやろう
9. 情熱とやる気を持とう
10. 謙虚さを持とう
まるで家訓のように、ビジネスの場にかぎらず人として生きていく上で大切なことばかり挙げられています。
Zappos Core Values - Zappos.com


IKEA(イケア)
北欧生まれのIKEA。
より快適な毎日を、より多くの方に
IKEAの特徴である「膨大な数のデザイン家具・小物を低価格で提供する」ことの理由がこの理念に込められています。
The IKEA Way - IKEA


patagonia(パタゴニア)
アウトドア商品を展開するパタゴニア。環境意識に早期から取り組んでいた印象があります。それもそのはず、理念の中心に「環境意識」が掲げられています。
パタゴニアの存在意義
最高の製品を作り、環境に与える不必要な悪影響を最小限に抑える。そして、ビジネスを手段として環境危機に警鐘を鳴らし、解決に向けて実行する。
パタゴニアの存在意義 - patagonia


リッツカールトン
クレドが有名なリッツカールトンホテル。クレドのほかにもモットー、従業員への約束などを掲げています。
クレド
リッツ・カールトンはお客様への心のこもったおもてなし快適さを提供することをもっとも大切な使命とこころえています。
モットー
紳士淑女をおもてなしする私たちもまた紳士淑女です
従業員への約束
リッツ・カールトンではお客様へお約束したサービスを提供する上で紳士・淑女こそがもっとも大切な資源です。
信頼誠実尊敬高潔決意を原則とし、私たちは、個人と会社のためになるよう持てる才能を育成し、最大限に伸ばします。
多様性を尊重し、充実した生活を深め、個人のこころざしを実現し、リッツ・カールトン・ミスティークを高める…リッツ・カールトンは、このような職場環境をはぐくみます。
ゴールデンスタンダード - ザ・リッツ・カールトン


・・・以上です。

こうやって並べて眺めてみると、伝統ある企業もまだ若い新興の企業も、ちゃんとその企業「らしさ」が出た理念を持っています。どれを見てもワクワクします。良い理念のポイントは、1)自分自身を含め人をワクワクさせられる、2)迷ったときの判断のよりどころとなる、というところでしょうか。

名著「ビジョナリー・カンパニー」が言うように、他のすべてのことは環境に応じて変えていくべきだけどそれだけは変えてはならないものが理念、というのが少しわかったような気がします。

勉強になります!

つづくその2では国内の企業を取り上げてみたいと思います。


追記
その2(国内編)を書きました。

2011/03/30

フレームワーク:特定の知識領域を正確に把握するための4つの要素

特定の知識領域を(「心理学」とか「解析学」とか「サッカーについて」とか)それをまだ知らない人に対して説明するときに、どうやって説明すれば一番よくわかってもらえるかな、ということをずっと考えてきました。

あれこれ考えてきた中で、今はこれがいいんじゃないかと思う形ができました。今回はそのまとめです。


特定の知識領域を正確に把握するための4つの要素
1. 定義 【輪郭
2. 位置づけ 【外側
3. 構成要素 【内側
4. 特徴 【比較

特定の知識領域をきちんと理解するためには、その領域の輪郭と、外側の様子。さらに、内側の様子と、他と比べたときの特徴。これら4つをセットで知るということが大事だと思います。自分の言葉に落とし込み、自由自在に活用できる知識にしたいのであれば、無自覚であってもいいのでこれら4つの要素を把握しておく必要があるかなと。

イメージにするとこんな感じです。


以下、それぞれどういうことなのかを説明してみたいと思います。

1. 定義 【輪郭】
その知識領域の定義。何に関することなのか、どんな機能を備えているのか、どういったアプローチ・方法を使うものなのか、という情報がここに含まれます。
例:「自転車」の場合 … 人間が主に平地での移動のために足でこいで使う、2輪の乗り物。

2. 位置づけ 【外側】
その知識領域の位置づけ。より上位にある学問領域、あるいは人間の生活全体や社会全体から見たときに、この知識領域がどこに位置づけられるのかということ。マップ。その位置づけが、意義価値を表す。
例:「自転車」の場合 … 乗り物のひとつ。中でも、動力がなく、陸上で使うもの。比較的安くて安全な部類に入る。

3. 構成要素 【内側】
その知識領域を構成している要素。提示するときには、MECEに(モレなくダブリなく)、かつ、きれいなピラミッドストラクチャに沿って洗い出せているのが理想的。またそのピラミッドは平坦過ぎず高すぎず。
例:「自転車」の場合 … ホイール、ハンドル、サドル、ペダル、ブレーキ、カゴ、それらをつなぐフレーム。

4. 特徴 【比較】
その知識領域を、よく似た別の領域と比べたときの特徴。似たものがたくさんあるときに役立つ。「共通点」と「ちがい」、「長所」「短所」という形でポイントが抜き出されていると理想的。
例:「自転車」の場合 … 三輪車との共通点は「動力がないこと」、ちがいは「ホイールの数」「年齢層」。


・・・以上です。例に挙げたのは「自転車に関する知識」ですが、最初に挙げたような「心理学」「解析学」「サッカーについて」といったさまざまな対象についてこのフレームワークは有効だと思います。

僕のイメージとしては、英語圏の製品やサービスのサイトのうち特に洗練されているものは、これらの要素が感動するくらいきれいに提示されているイメージがあります。

人が学習を始めるときにこの4つの情報(その知識領域の全体像)を最初にインプットすることで、その後にインプットされる情報の定着度が上がる、というようなことがあるみたいです。具体例がぱっと出てきませんが、Appleの製品ページなど。

この4つの視点を持てていると、「先行オーガナイザー(Advance Organizer)」のようなものを設計するときに効率的に設計できますし、そういえば「週刊こどもニュースの元お父さん」池上彰さんは「リード」という言葉を使って最初に地図(全体像)を示すことの大切さを説いていました。同様に、「地頭力」の細谷功さんも「地頭力」のひとつとして「全体から考える」ことを挙げていて、「残念な人」の山崎将志さんも「塗り絵理論」という言葉で(おそらく)同様のことを言っています。

・・・最後に、使いどころ。使いどころとしてはこんなシーンを想定しています。

使いどころ
・ある知識領域を自分がきちんと理解できてるかをチェックする
・ある知識領域を人に簡潔に過不足なく説明する


今後、もっと身近な言葉で、よりわかりやすいものにしていければと思います。ブラッシュアップしていきます。


ちなみに
良い言葉が見つけられなかったために、「知識領域」という堅い言葉を使っていますが、単に「ひとかたまりの知識」といった意味合いです。例としては、「運転手」「医者」「スポーツ選手」など特定の職業の人が使っているひとかたまりの知識もそうだし、「○○学」「○○論」と名前の付くような知識もこれに含まれるイメージです。

認知心理学の用語で「スキーマ(schema)」というものがあって、それが近い意味を持ってるように思うのですがまだよくわかりません。
スキーマとは、経験に基づいて体系化されたある対象についての知。長期記憶に保存された情報モジュール。

2011/03/29

Google chart APIを使ってQRコードを作成するテスト

世の中にはQRコードの作成が簡単にできるサービスがいくつかありGoogleが公開しているサービスもそのうちのひとつです。

Googleのものは「Google chart API」というサービス(URLで利用できるGoogleの作図サービス)の一環です。API(Application Programming interface)については割愛して、早速使い方を。


使い方
使い方は簡単。次の「xxxx」の部分にQRコード化したい文字列を入れるだけ!です。
< img src="http://chart.apis.google.com/chart?chs=150x150&cht=qr&chl=xxxx" width="150" height="150" >


テスト
試しにいくつか作ってみました。

文字列:I love you.


文字列:Waratte yurushite.


数字:1


URL:http://gh640.blogspot.com/


便利だなあ。だから何に使うというわけじゃないんですが。。。


参考にさせていただきました
Google Chart APIでQRコードを作成する方法 - All About

2011/03/28

フレームワーク:知識定着のプロセスモデル

人間が持つ無形の強み――知識や技術が身につくには、合計6つのステップが存在していると思います。今回はそのことについて。

人間が知識(あるいは技術)を得るには、以下の6つのプロセスを経る必要があります。

知識定着のプロセス
1. 存在を知る
2. 内容を知る
3. 意義を知る
4. 習得するor暗記する
5. 継続するor身につける
6. 無意識化するor条件反射化する


実際は各ステップが完全に分断されているわけではなく、互いに重なっている部分もありますが、大づかみに見て、これらのプロセスは確かに存在していると思います。以下、各ステップについて手短に説明してみたいと思います。

1. 存在を知る
その知識や技術の存在を知る。いわゆる「出会い」。これがないことには始まりません。

2. 内容を知る
その知識や技術がどんなものなのか中身を知る、というステップ。興味を持つ前の段階です。

3. 意義を知る
その知識なり技術がどんなものなのかがわかった後、それが自分にとってあるいは世界にとってどういう意義を持っているのかを知るステップ。意義は「価値」と言い換えてもいいかもしれません。この後興味がわけば、「その知識を身に付けよう」という意思決定が起こります。このステップを飛ばして次に行ってしまうと、学習者が楽しくなくなったり、学習効率が落ちたり、ということが起きるため、きちんと押さえることが必要。

4. 習得するor暗記する
実際に、知識や技術を習得するステップ。文字(言葉)になっているものであれば、何らかの形で暗記するということが必要になります。守破離の「守」の入り口。人がもっとも挫折しやすいところ。

5. 継続するor身につける
単に習得した、暗記したというだけでは知識は活用できません。それを動詞に変えるステップ、いわゆる「身につける」という段階が必要です。余談ですが、僕自身を含め多くの日本人の英語力はここまで来れず4までで終わってしまうことが多いように思います。

6. 無意識化するor条件反射化する
5のステップのさらに先に、最終段階があります。それは「無意識化する」、もしくは「条件反射化する」というステップ。

・・・以上です。マーケティングでよく使う、消費者の購買プロセスAIDMAを参考に作ってみました。

個人的に最近面白いなと思うのは、6の無意識化のステップです。このステップが重視されることはあまりないかなと思うのですが、ここをいかにムリなく楽しくやるかが高い技術を身に付ける上で実は大切なポイントだと思います。僕はこれまで、5まで行くと安心し、一休みしてしまうことがたくさんありました。そこをすかさず無意識化に持っていくことで、長年身を助けてくれる良い技術が育つはず。

この無意識化の例でわかりやすいのは「自動車の運転」です。車を安全に運転するためには、ハンドル、ブレーキ、ギア、前方・後方の視界――いろんなところの情報を同時に処理しまた同時に複数の筋肉を動かす、という高度な処理系が必要です。これを意識の力で行おうとすると大変なのですが、無意識の力に任せれば難なくできてしまいます。無意識化のイメージとしては、5までのステップで身に付けたものを固定化し、圧縮保存するようなイメージです。

最後に、「このモデルを認識したら何がいいのか?」について。現状考えている意義は次の3つです。
1. 学習者が飽きづらくなる
2. 学習における問題解決が容易になる
3. 学習プログラムの設計が容易になる


今後、このようなモデルをもとにして「人がなるべくムリなく楽しく成長する」ことのお手伝いができればと思っています。ただ、今回のモデルはちょっと複雑な気がするので今後ブラッシュアップしていきます。

2011/03/27

読書の目的別分類

今日は「読書の目的別分類」というお話を。

何事をやるにしても、その活動の「目的」というのを意識することが大切です。人が意識して行うことにはほぼ必ず目的があり、目的があるからこそその活動に意義が生まれます。

読書の場合もそうで、本を読むときには必ず目的があるはずです。

中にはいくつかの目的を併せ持つような読書のあり方もあるので、きれいにMECEに(モレなくダブリなく)分類できるわけではありません。が、おおづかみでどんなタイプの目的があるのか、というのは把握しておいた方が、本を読む人の読書生活の充実にはいいのかなと思っています。

ということで、僕なりの読書の目的別分類を。


読書の目的別分類
まず最初の分類を。一番大きな分類軸は、楽しむために読むのか役立てるために読むのかです。
1. 楽しむ(消費/チャージ型
2. 役立てる(投資型


さらに、それぞれ次のように分かれます。

1. 楽しむ(消費/チャージ型)
  11 笑う
  12 感動する
  13 ドキドキする
  14 励まされる
  15 その他
主な例)小説、マンガ、エッセイ。

2. 役立てる(投資型)
  2A 深める or 広める
  2B 姿勢 or 技術
主な例)ビジネス書、実用書、教科書、雑誌。

もちろん例外はあって、小説の体裁をしてるけれど投資型の本というのもあるし、純粋に楽しむための雑誌なんかもあります(その意味で、MECEに分けることはできないと思います)。

読書に関してよくあるのが、速読やフォトリーディングといった「効率的な読書方法の是非」に関する議論です。僕が思うこの議論の結論は「良いか悪いかを一概に決めることはできない」です。上記の分類を見ただけでも、「読書」と一口に言ってもいろんなものがあるため、効率性を求めることが良い場合もあれば、あまり適さない場合もある、といったところになるでしょう。

楽しむための読書(消費/チャージ型)は速読なんてするよりもじっくりと読んだ方が楽しいし、役立てるための読書(投資型)は知りたいことが明確なのであればエッセンスだけサッと抜き出してしまう方がいいのかもしれません。


ちなみに
ここで「本の目的別分類」とは言わず、「読書の目的別分類」とあえて「読書」という言葉を使っているのは、「本そのものに目的があるわけではない」という考えからです。本がどんな目的のもとに書かれたとしても、最終的に「それをどう活かすのか」(目的)は一人ひとりの読み手が決めること(&決めるべきこと)だと思います。小説は、楽しむために読むのも、実益のために読むのもありかなと。このあたりのことは、以前に書いた「どんな映画もめいっぱい楽しむ方法」と繋がっています。

また、最初に「人が意識して行うことにはほぼ必ず目的があり」と書きました。「ほぼ」という言葉を使ったのは、ほとんどのことに目的がある一方で「目的をあまり意識しない行動」というのも生活の中には置いておくべきだという考えからです。

また、テクニックとしての速読ではなく、基礎力としてのインプットスピード、解釈スピード、考察スピードを上げるべきだという点は当たり前で議論するまでもないかなと思います。

2011/03/26

フレームワーク:仕事に必要な4つの力

仕事で良いパフォーマンスを発揮するために必要な力というのは、次の4つに大別できると思います。

仕事に必要な4つの力
1. 顧客視点
2. 専門力
3. ビジネス力
4. 人間力


以下、それぞれどんなものを意味してるのかを手短に。

1. 顧客視点
顧客としての視点。
顧客のニーズをつかむ力。
どんなモノ・サービスが良いのかを見極め、決定する力

2. 専門力
専門分野の技術力。
モノ・サービスを生み出す力

3. ビジネス力
基礎思考力(クリティカルシンキング、分析、発想)。
マネジメント力(戦略立案、時間管理、タスク管理、その他資源管理)。
モノ・サービスが顧客のもとに届く仕組み(システム)を作る力

4. 人間力
上記1~3に含まれないその他の力。関係構築力、ビジョニング、かわいげなど。
1~3のすべてを下支えする力

仕事のパフォーマンスを高めたいときには、これらの要素が現状どうなっていて、伸びしろが大きいのはどこなのか(ボトルネックになってるのはどこなのか)を正しく認識することが必要です。

また、この図には入れていませんが、個人のパフォーマンスを決定付けるより大きな要素がある、ということも認識しておく必要があります。個人にコントロールできることというのは限られていて、しばしばアンコントローラブルなより大きな力学――職場環境、市場環境、マクロ環境がどう影響してるのかも認識しておくべきです。

・・・本筋からは離れますが、図の色使いがなんだかダメな感じになってしまいました。。

2011/03/23

リスト:国内外のハウツーサイト

前回のプロフェッショナル・オーガナイザーに続いての調べ物結果です。こちらも興味があり、国内外のハウツーサイトを調べていました。

メジャーどころをここにピックアップしておきたいと思います。


日本語圏編
nanapi

社長さんのブログ。このブログを読んで人柄を知ると、応援したくなります。
ロケスタ社長日記

ハウコレ


OKGuide


FC2 ノウハウ


All About



英語圏編
wikiHow

wikiHowにはアプリ版?もあります。
wikiHow Survival Kit

eHow


About.com



カテゴリ構成
英語圏のwikiHowとeHowについては、どういうカテゴリをカバーしているのか、どういう構成にしているのかにも興味があったので、そのカテゴリを抜き出しておきます。

wikiHow
Arts & Entertainment (アート・エンタテイメント)
Holidays & Tradition (休日・伝統行事)
Cars & Other Vehicles (車・乗り物)
Personal Care & Style (パーソナルケア)
Computers & Electronics (コンピュータ・機械)
Pets & Animals (ペット・動物)
Education & Communications (教育・コミュニケ―ション)
Philosophy & Religion (哲学・宗教)
Family Life (家族生活)
Relationships (人間関係)
Finance, Business & Legal (お金・ビジネス・法律)
Sports & Fitness (スポーツ・フィットネス)
Food & Entertaining (食事)
Travel (旅行)
Health (健康)
wikiHow (?)
Hobbies & Crafts (趣味・工作)
Work World (仕事)
Home & Garden (家作り・庭作り)
Youth (若者・子ども)
Other (その他)

eHow
Arts & Crafts (工作)
Arts & Entertainment (アート・エンターテイメント)
Beauty & Personal Care (ビューティ・パーソナルケア)
Business (ビジネス)
Car Repair & Maintenance (車の修理・メンテナンス)
Careers (キャリア)
Cars (車)
Computer Software (コンピュータソフト)
Computers (コンピュータ)
Culture & Society (文化・社会)
Diseases & Conditions (病気・体調)
Drugs & Supplements (薬・サプリ)
Education (教育)
Electronics (機械)
Family Health (家族の健康)
Fashion & Style (ファッション)
Fitness (フィットネス)
Food & Drink (食事)
Healthcare (健康管理)
Healthy Living (住まい)
Hobbies & Science (趣味・科学)
Holidays & Celebrations (休日・祝い事)
Home Building & Remodeling (家の購入・リモデル)
Home Design & Decorating (家のデザイン)
Home Maintenance & Repair (家のメンテナンス・修理)
Home Safety & Household Tips (家の安全)
Housekeeping (掃除)
Internet (インターネット)
Job Search & Employment (職探し)
Lawn & Garden (ローン・庭)
Legal (法律)
Mental Health (メンタルケア)
Music (音楽)
Parenting (子育て)
Personal Finance (お金)
Pets & Animals (ペット・動物)
Plant Care (植物)
Plants (植物)
Real Estate & Investment (お金?)
Recipes (レシピ)
Recreational Activities (遊び)
Relationships & Family (人間関係・家族)
Sports (スポーツ)
Toys & Games (おもちゃ・ゲーム)
US Travel (国内旅行)
Vacations & Travel Planning (長期休暇・旅行計画)
Weddings & Parties (結婚・パーティ)
Weight Management & Body Image (体重管理・身体管理)

wikiHowやeHowのカテゴリ構成を見ると、日本でのノウハウの分類方法とはまた異なっていて、勉強になります。単純に文化的な違いによるものもありますが、日本よりだいぶ進んでいるなぁと思えるものもたくさんあります。

日本のものは今後のさらなる発展に期待、ですね。


おまけ
余談ですが、人の頭の中にある情報を「データ」「情報」「知識」「知恵」と細かく分類してみると、前者3つ――「データ」「情報」「知識」については現在のウェブ上に豊富にありますが、「知恵」と呼べるものはまだなかなか無いように思います。知恵に形を与え、それをうまくシェアできる方法論が確立されれば、教育や学習といった分野はまた大きく発展するんではないかと思います。

個人的に、そのあたりの発展に貢献したいなぁと思っています。

2011/03/22

プロフェッショナル・オーガナイザー(Professional Organizer)についてのまとめ

興味がありこの度「プロフェッショナル・オーガナイザー」というもの(職業)について調べていました。そのまとめをここに残しておきたいと思います。


プロフェッショナルオーガナイザーとは
空間や時間、思考(ひいては人生全体)の整理のお手伝いをする仕事。アメリカで確立された、比較的新しい職業のようです。「整理する」「まとめる」「体系化する」といった意味を持つ「organize」にrがつき、その前にprofessionalが付いています。

英語のWikipediaには次のように説明されています。
Professional organizing is an industry that has been developed in order to help individuals and businesses design systems and processes using organizing principles and through transferring skills. Professional organizers aim to help individuals and businesses take control of their surroundings, their time, their paper, and their systems for life.
(意訳)
プロフェッショナル・オーガナイズという仕事は、オーガナイズ(整理)の原則とスキルを使って、個人や法人の仕組み作り、プロセス作りをお手伝いするお仕事です。プロフェッショナル・オーガナイザーは、個人や法人を対象に、環境や時間、書類、仕組みなどをうまくコントロールするためのサポートを行います。



プロフェッショナル・オーガナイザーのスコープ
プロフェッショナルオーガナイズの対象エリアとしては、次のようなものが含まれているそうです。
サブカテゴリ
収納/押入れ
クローゼット
ガレージ
キッチン
オフィス
会計/家計簿
ファイナンス/資産管理
情報
引越し
本の整理
書類とファイルの管理
料理のプラン
掃除
時間管理
ストレスマネジメント
健康の管理
お金の節約
季節のTIPS
子供の習慣付け
オフィスの整理

これを見るかぎり、「プロフェッショナル・オーガナイザーはこういうもの」と決められた仕事の形があるわけではなく、さまざまなものの「整理」をサポートする仕事をひっくるめてプロフェッショナル・オーガナイザーと呼んでいるようです。「暮らしの手伝い屋」といったイメージでしょうか。


感想
モノと情報の生産力が過剰になった今、こういった職業に対するニーズは今後ますます高まってくるものと思います。

さらに言うと、これからのモノと情報があふれた世界において、1)モノや情報をセレクトし編集して提供する「キュレーター」という仕事、2)人がすでに手に入れたモノや情報を整理し直す「オーガナイザー」という仕事、3)モノを持つ人と欲する人をマッチングする仕事(呼び方がわかりません…)、この3つの役割を担う人々が、これからの10年で出現してくるのかなと思います。


このあたりについてはもう少し深掘りしたいので、引き続き調べてみます。


参考にさせていただきました(英語)
Professisonal organizing - Wikipedia
Become a Professional Organizer - About.com
National Association of Professional Organizers
CPO(Certifired Professional Organizer)
professional organizer career information professional organizer qualifications


参考にさせていただきました(日本語)
アメリカでオーガナイザーが職業として確立した経緯 - ライフオーガナイズ~「捨てる」からはじめない心地いい暮らし

人間の特性:エビングハウスの忘却曲線



人間は、時間の経過とともに覚えていたことを忘れていってしまいます。また、一度だけ覚えたことよりも何度も繰り返し覚えたことの方がよく覚えています。

心理学者のエビングハウス(Hermann Ebbinghaus)がこのあたりの人間の特性についての実験を行い、1885年(100年以上も前!)に論文で発表しました。論文のタイトルは「Memory: A Contribution to Experimental Psychology」。

ここで言う「エビングハウスの忘却曲線」とは、人間の記憶が時間の関数として指数的に思い出せなくなっていく特性を現した曲線です。横軸が時間、縦軸が記憶の定着度を表しています。

Wikipediaの「忘却曲線」のページにその割合が載っていました。
20分後には、42%を忘却し、58%を覚えていた。
1時間後には、56%を忘却し、44%を覚えていた。
1日後には、74%を忘却し、26%を覚えていた。
1週間後には、77%を忘却し、23%を覚えていた。
1ヶ月後には、79%を忘却し、21%を覚えていた。


この曲線は、何らかの勉強をしている人に対して次の2つのヒントを与えてくれています。
1.人間の記憶は、私たちが直感的に感じているよりもずっと早く不確かになる
  →だから、「復習すること」が大切
2.復習を適切な感覚で行うことにより、記憶することが楽になる
  →だから、復習の「スケジューリング」が大切

この人間の特性を考慮して、何かを勉強した日の翌日、1週間後、1ヶ月後、2ヶ月後、4ヶ月後、と徐々に間隔を広げて複数回の復習を行うと、効果的、効率的に記憶(学習)の定着度を高めるということができます。

この発見の意義は非常に大きいかと思うのですが、このアイデアに基づいたスケジューリングを実際に人力で行うのは大変なためか、これまであまり有効には活用されていないようです。一部、英単語学習サイトのiKnow!などではこの考え方をベースとしてスケジューリングアルゴリズムが組まれているそうです。


参考にさせていただきました
忘却曲線 - Wikipedia
Forgetting curve - Wikipedia
About Education: Fundamental Concepts of Forgetting and Learning

2011/03/20

集中して文章を書きたいときにおすすめなFlickrの使い方

前回に引き続き、集中して文章を書きたいときのおすすめ。

今回は「Flickrのスライドショー」です。デュアルディスプレイの方向け。

Flickrにはスライドショー機能というものがありまして、好きなキーワードを入れると、それに合致した画像を自動でスライド表示してくれます。これをデュアルディスプレイの使わない方のディスプレイに最大化表示しておきます。


例:beautiful fall forest
Search results for beautiful fall forest

例:beautiful mountain
Search results for beautiful mountain

例:滝(waterfall)
Search results for waterfall

例:モンサンミッシェル(Mont Saint-Michel)
Search results for Mont Saint-Michel

例:お城(castle)
Search results for castle

例:オーロラ(aurora)
Search results for aurora

例:コッツウォルズ(Cotswolds)
Search results for Cotswolds


・・・以上です。

シンプルですが、単純に集中できるだけでなく、モチベーションも上がります。

2011/03/19

集中して文章を書きたいときのおすすめ音声サイト4選

先日「集中して文章を書きたいときのおすすめアプリ3選」というのを書いたのですが、引き続き「集中して書く」ということに凝っています。今のところ、効果てき面です。

今回は「音声シリーズ」ということで、ダウンロードせずすぐに使えるサイト4つ。

Relaxing Nature
海岸、森林、雨、夜などさまざまなシチュエーションの自然音が流れます。

Rainy Mood
同じく、雨の日の音が流れます。

Get Relaxed
軽やかに演奏される心地良い音楽と自然の風景が流れます。

White Noise 24/7
こちらも同様に自然音。同サイトに人工音のシリーズもあります。


・・・以上です。

「ホワイトノイズ」というのでしょうか。好みにもよるかと思いますが、単調な自然音は人間の集中力を高める効果があるようです。


参考にさせていただきました
The 5 Best Ways To Relax Using Online Tools - makeuseof.com

2011/03/15

東北地方太平洋沖地震に対してできること

地震に対して今できること。


1.良い情報源を共有する

東日本大震災(東北地方太平洋沖地震) - Google Crisis Response
避難所情報 - 平成23年東北地方太平洋沖地震
避難所名簿共有サービス - Google
地震 - Googleリアルタイム


2.募金をする

募金情報まとめ - 平成23年東北地方太平洋沖地震

募金する場合の注意点:詐欺に注意する。

 具体的にやるべきこと:
 ・信頼性の低い団体・企業に募金しない
 ・信頼性の低い団体・企業を紹介しない

 おすすめの募金先:
 ・地方自治体
 ・透明性と実績のあるメジャーどころ
  Google → 日本赤十字
  Yahoo → 日本赤十字?
  Tポイント → 各都道府県の災害対策本部など
  Groupon → 日本赤十字
  ※Yahoo、Tポイントは貯まったポイントを寄付することができます。


ちなみに
いきなり現地に行くのは×。
特別に訓練もされていない一般人が現地にいきなり行くのはかえって迷惑になる場合もあり、控えた方が良さそうです。それでも現地に行って何かしたい、というのであれば、自分の食事・寝床・必需品はすべて自分で確保して現地の人に全く迷惑をかけない前提で行くべきだ、とのことです。

2011/03/14

覚えておきたいGoogleリーダーのショートカットリスト



ふだんGoogleリーダーを使っています。画面操作はいまは基本的にマウスを使っているのですが、もうちょっと早く使えるようになりたいと思い、ショートカットキーを覚えていくことにしました。

一気にたくさん覚えるのは難しそうなので、よく使いそうなものから順に段階的に覚えていきたいと思います。


覚えておきたいGoogleリーダーのショートカット


基本編 その1
j: ひとつ下の記事を開く
k: ひとつ上の記事を開く

記事数が少ない場合は、隣り合ったキーjとkを使って次々見ていくのが良さそうです。まずはここから。


基本編 その2
n: ひとつ下の記事にカーソルを移動する(開かない)
p: ひとつ上の記事にカーソルを移動する(開かない)
o: カーソルがついている記事を開く/閉じる
v: 元の記事のページを開く(別タブで開く)

記事の数が一定数を超えたら、記事のヘッドラインだけを見て概要を読む記事を選び、読みたい記事だけ開くのが良さそうです。n、p、oを使います。おそらく、oはopenのoですね。さらに記事の全文が読みたい場合はv(viewのv?)。


応用編 その1
s: スターを付ける
Shift+s: 共有する(コメントなし)
t: タグを付ける

記事を分類・整理しておくためのショートカットキーがこちらです。僕は読む記事の数に比べるとスターを付けたり共有したりする記事の数は非常に少ないので、あまり使わなさそうです。


応用編 その2
Shift+n: ひとつ下のフォルダにカーソルを移動する(開かない)
Shift+p: ひとつ上のフォルダにカーソルを移動する(開かない)
Shift+o: カーソルがついているフォルダを開く

カテゴリ選択にもショートカットキーが使えます。このあたりまで来ると、相当使いこなしてる感じがします。一度こうなると、キーボードとポインティングデバイスとの間を移動するちょっとした動きでも、ロスに感じるようになりそうです。


おまけ
u: 左のナビゲーションを表示する/非表示にする
f: 記事の全画面表示を開始する/解除をする
a: 登録フィードを追加する
?: ショートカットキー一覧を表示する


以上、Windowsの場合です。

画面の表示形式変更や登録フィード追加のためのキーボードショートカットまで用意されています。さらに、そもそもどんなショートカットキーがあるのかを確認したいときのためのショートカットも存在しています。ここまで来るとちょっとやりすぎなような。。でも、使いこなせれば便利です。

以上です。

印象としては、想像以上に充実しているので身に付ければかなり便利に使えるだろうなと思いました。手に馴染むまでは一時的にスピードが落ちてしまうかとは思いますがかなり良さそうです。

2011/03/12

人間の特性:段階的な要求に弱い(フット・イン・ザ・ドア・テクニック)



ちょうどよい言葉が見つからなかったため説明的なタイトルにしてしまいましたが、「段階的な要求に弱い」、逆を言えば「突然の要求には抵抗がある」――これも人間の特性のひとつです。

「いきなり大きな要求を出されたとき」よりも、「抵抗の少ない小さな要求から始まって、徐々に大きな要求に移っていったとき」の方が人間は承諾しやすい、ということが実験などでわかっています。

この特性を活用した営業の考え方が「フット・イン・ザ・ドア・テクニック(foot in the door technique)」。そのまんま、最初は抵抗の少ないような小さな提案(要求)から始め、それが受け入れられたら徐々に大きな提案(要求)に移行していく、といったやり方です。英語の「フット・イン・ザ・ドア」という名前にどういう意味が込められているのかわかりませんが、察するには「一度玄関のドアを開けてもらえれば業は成功したも同じ(?)」という考え方が背景にありそうです(そう考えると、消費者の立場で見ると、ちょっと嫌な言葉です)。

おそらく最初にそのことをテーマに扱ったのは1966年の論文「Compliance without pressure: The foot-in-the-door technique / Jonathan L. Freedman and Scott C. Fraser」(プレッシャーがない状態での承諾:フット・イン・ザ・ドア・テクニック)です。

おまけ
刺激を継続して受けているうちに当たり前じゃなかったことが当たり前になっていく、感覚が鈍る、という意味では、いわゆる「ゆでがえる」、「杭に繋がれたゾウ」などのお話とも関連しているかと思います。

2011/03/10

集中して文章を書きたいときのおすすめアプリ3選



メールを書くときもブログを書くときも「集中して書く」ということが思いのほか大切だということに最近気づきました。

音楽を聴いたりニュースサイトを見たりしながらの方がリラックスできていいのかな、と思うこともあるのですが、ひとまとまりの文章を書き終わった後に実際にかかった時間を計測してみると、集中して書いた場合にはそうでない場合の3分の2、あるいは半分の時間で済んでしまったりすることもありました。

ですので最近は、文章を書くときにはなるべくノイズをシャットアウトして集中して書くということを心がけています。

そういう視点で良さそうなアプリ(ソフト)を探してみると良いものがいくつか見つかりました。それをここにまとめておきたいと思います。


集中して文章を書きたいときにおすすめのアプリ
1. Write Space
2. Quiet Write
3. CreaWriter


1. Write Space
chrome上で動くシンプルなテキストエディタです。保存できるファイルはひとつだけで、背景、テキストサイズなどを調整できるだけときわめてシンプルシンプル。アプリの説明文には次のように書かれています。
Write Space is a customizable full-screen text-editor that lives in your web-browser. It is designed to minimize the distractions that come between you and your writing.
(意訳)Write Spaceはウェブブラウザ内で動くカスタマイズ可能なフルスクリーンのテキストエディタです。気を散らすものがなるべく少ない状態を実現するようデザインされています。
Write Space - chrome web store


2. QuietWrite
こちらもブラウザ上で動くシンプルなテキストエディタです。chrome web storeにアプリとして登録されていますが、chrome以外でも使えるようです。Write Spaceとの大きなちがいは、1)複数のファイルを保存できる、2)テキストデータがサイト上に保存されて公開されてしまう、というところです。アプリの説明文には次のように書かれています。
Focus is necessary for good writing. And, in order to focus, you need a quiet place to think, to ponder, and to dream.
(意訳)良い執筆に集中は不可欠です。そして、集中するためには頭を使って、熟考し、夢見るための静かな場所が必要です。
QuietWrite - chrome web store
QuietWrite


3. CreaWriter
こちらはローカルPCにインストールする通常のソフトです(Windows用)。非常にシンプルなエディタ、集中するのに良い音(火が燃える音など)、美しい背景がセットになっています。Mac用のシンプルエディタ「OMMWRITER」のWindows版、という位置づけでしょうか。使ってみると、PCはいつものPCなのに、とても贅沢な感じがします。プロモーション動画はこちら。

CreaWriter from CreaWriter on Vimeo.

CreaWriter


…以上です。

僕はまだどれが一番自分に合うかわかっていないので、当面はこれらを順繰りに使っています。一番フィットするものが自然に決まっていけば、それを使い続けようと思います。


おまけ
ちなみに、集中して文章を書くときのおすすめのその他の設定としては次のようなものがあります。
・「タスクバーを自動的に隠す」の設定にする(Windowsの場合)
・デュアルディスプレイ

集中して書くためのポイントは、ガッツでがんばるだけでなく、視覚的、音声的、頭の中身的に気を散らすものをなるべく減らす「環境作り」をする、というところだと思います。

2011/03/08

パッケージデザインを学ぶためのブログ4選

パッケージデザインを学ぶのに良いと思われるブログを4つほどピックアップしてみました。いずれも、この線では定番のブログになっているようです。

1. Packaging of the world


2. Lovely Package


3. YANKO DESIGN form beyond function


4. the dieline



補足
・・・そもそものお話として、デザイン力を高めていくためには
・基本(原則を学ぶ)
・応用(具体例を見る・実践する)
の両方をバランスよくやっていくことが必要かと思います。これに近い話は以前「練習」と「本番」という言い方で書きました

で、上記4つのブログの位置づけは、このうちの「応用―具体例を見る」に相当します。

原則を持たずただ闇雲に良いデザインのものを眺め続けていてもデザイン力は向上しませんが、完成されたデザインをリバースエンジニアリングする力をある程度身に付けた後であれば、「数を経験する」ということがデザイン力向上には必要不可欠かと思います。

上記の3と4はパッケージデザインじゃないものも含まれていますが、これも、近い分野からアイデアをもらうという意味で、役に立つかと思います。

2011/03/04

フレームワーク:弁証法



弁証法
人の考え(世界観)が発展していくときの普遍的なプロセスを、哲学者ヘーゲルは「弁証法」(dialectic)と名付けました。

それは次のようなプロセスです。

1. ある意見Aが出る (テーゼ
2. Aと対立する意見Bが出る (アンチテーゼ
3. AとBを統合する新たな意見Cが出る (ジンテーゼ

ちなみにこの3番目のステップに至ることを「アウフヘーベン(止揚)」と呼ぶそうです。


具体例
これだけだと意味がわからないので、具体例を出してみます。

たとえば、ある人がある国Aに旅行に行ったとき、現地の人々にやさしく接してもらったとします。するとその旅行者は
1. Aの人たちはやさしい
という認識を持ちます。

その人とは別に、別の旅行者が同じ国に行ってとてもひどい対応をされたとします。するとその別の人は
2. Aの人たちはやさしくない
という認識を持ちます。

この2つの意見が別個に存在していればただそれだけなのですが、これらの意見がもし出会ったとすると、「Aの人たちはやさしいし、やさしくない」というよくわからない結論が出てきてしまいます。そのよくわからない結論、矛盾点(?)をそのままにせず、それらをうまく統合して説明しようとしたとき、まれに、ひとつ高い次元の認識に至ることができます。

それはたとえば
3. Aの人たちには、やさしい人もいるし、そうでない人もいる
という意見です。「Aの人たち」をひとくくりにするのではなく、分解して理解する視点が生まれます。

さらには「そもそも、○○の人たちをひとくくりにしてよいのか?ひとくくりにしない方がいいんじゃないか?」、あるいは「○○の人たちという切り口以外に、やさしい人たちとそうでない人たちをきれいに分けるまた別の切り口があるんじゃないか?」といった新たな解釈・仮説にも発展していきます。

・・・このような意見の展開、心の動きのことをヘーゲルの「弁証法」(dialectic)と呼ぶそうです。


普遍的なフレームワークとしての弁証法
・・・以上の内容はあくまでも僕の解釈で、専門的な視点から見て合っているかはわかりません。ただもしこの解釈が正しいなら、「弁証法」というのは「人の考え(世界観)が発展するプロセスを説明するフレームワークだ」ということができそうです。

そして面白いのは、これがかなり普遍的だというところです。僕たちが世界観を広げるプロセスというのはいつも、偏った意見を一つ持って、それと対立した意見も知って、それらを併せることで新たな認識に到達する、という流れになっています。

このことを常に認識しておくと
まずは経験を通して、何か意見を出すことが必要(ステップ1)
出した意見と同じ論点において別の「対立意見」が必ずある(ステップ2)
2つの相矛盾する意見が出たときこそ新たな認識のステージに行けるチャンスだ(ステップ3)
と思って、日々、経験を積んでいくことができるようです。

この「弁証法は普遍的だ」という認識を持てたことがうれしくて勢いで書いたのですが、ちょっと、きれいに書けませんでした。。もう少し頭の中が整理できたら、再度まとめてみたいと思います。


おまけ
僕がこの弁証法の概念を知ったのは学生のときでした。そのときには「へー、そんな名前を付けた人がいるんだ」くらいにしか思わなかったのですが、仕事やいろんな人との話を通して、ふと「弁証法ってこういうことだったのか」という納得に至りました。その意味では、これは僕にとってのスティーブ・ジョブズが言うコネクティングドッツだったんだなぁと思いました。おもしろいです。

2011/03/03

急に旅行に行くときの5ステップ



思い立ったその日に遠出の旅行に行く。

学生時代はそんなことが自然にできたのですが、最近は腰が重くなり、なかなかそういうことができなくなってしまいました。

でも、そういう種類のフットワークはいつになっても持っておきたいなと最近思い直し、考え方を改めています。

思い立ったら数時間後にはパスポートを持って旅行に出れる、それくらいの身軽さを持ちたいなぁと思います(もちろん、周りの人に迷惑をかけないのが前提ですが・・・)。

今回は、そんな「急に旅行に行きたくなったとき」にやるべきことをリストにまとめておきたいと思います。まずは原則から。


原則
最小限のものしか持っていかない。

「あれもこれも持っていきたい、でも、多くは持てないし。どうしようかなぁ・・・」と迷っているうちに時間が過ぎていってしまいます。だから基本は、「最小限のものしか持たない」という考え方で。

ただ、どれだけのものが「最小限」と考えるかは人によってちがいます。自分にとって過不足のない「最小限」がどれだけなのかをきちんと把握しておく必要があります。

またこれは、日常生活において「足ることを知る」ことにもつながるため、副産物としてのメリットもあります。


ステップ
急に旅行に行くときに認識しておくとよいのは、次の5つのステップです。
1.やりたいことを洗い出す
2.現地のことを調べる
3.必要なものを洗い出す
4.必要なものをそろえる
5.パッキング

どれもごく当たり前のことなのですが、これらをささっと思い浮かべてスムーズにやれるといいんではないかと思います。

1.やりたいことを洗い出す
最初に、その旅で何をやりたいのかを決めます。風景を撮りたいならカメラが要るし、ジョギングをしたいならシューズとウェアが要ります。人に会いたいなら、ちょっとしたお土産があると相手に喜んでもらえるかもしれません。

2.現地のことを調べる
真っ先に調べるべきなのは、気候や天気です。寒いのか暑いのか。日差しは強いのか。雨は降るのか。地面は整地されているのか。コンビニやお店はあるのかないのか。機器の充電はできるのか。現地で借りたりして調達できるものは持っていく必要がありません。

3.必要なものを洗い出す
上記1・2で「やりたいこと」と「現地の条件」を調べたら、必要なものを洗い出します。1・2をやり終えてから3をやるというよりは、1・2と並行で3をやるようなイメージです。航空券や乗車券、宿をどうするか、ミニバッグを持っていくかどうかもここで決めます。

4.必要なものをそろえる
3を、「すでに持っているもの」と「持っていないもの」を分けます。前者の「すでに持っているもの」は家中から集めてきて、バッグといっしょに一ヵ所にそろえます。後者の「持っていないもの」は、まずどこで調達するかを考えてから、まとめて調達します。

5.パッキング
4で揃えたものをパッキングします。入れ忘れがないように、バッグに入れる前の状態で一覧できるようにするのがよいかと思います。

・・・以上です。


今であれば、メモ用アプリなどでチェックリスト化しておくのがいいでしょうか。