2011/04/28

カウントダウンをする


人生の質を高めるのに有効な方法のひとつに「カウントダウン」があります。

同じことをあと何回できるだろう。
この人とあと何度話せるだろう。
好きな映画をあと何度見れるだろう。
これだけの失敗をあと何度できるだろう。
このワクワク感をあと何度感じられるだろう。

あと何回できるんだろう?」とカウントダウンの発想で考えてみると、答えとして出てくる数字は意外なほど少ないものです。

すると、今日のこの1回がどれほどかけがえがない、貴重なものなのかがじんわりとわかります。そして、ひとつひとつのことを大切にしようという気持ちがガゼン高まってきます。

ポジティブ心理学では「感謝の気持ちを書き出すこと」が自分自身の幸せ度を高めるのに有効であることが検証されているそうなのですが、それと同様に「カウントダウンをすること」には幸せ度を高める効果がありそうです。

がんばろ。

twitterをブログパーツとしてブログに表示する方法

twitterのつぶやきをブログパーツとしてこのブログに貼ってみました。

twitter関連のブログパーツは種類が豊富で、twitter公式のものもあれば非公式のものもあり。特定のユーザーのつぶやきを表示するものもあれば、そのお気に入りのツイートを表示するものもあるようです。

今回は、その中でも最もオーソドックスな「公式×特定のユーザー(自分)のつぶやき」のパターンのものを試してみました。

その方法を手短にメモとして残しておきたいと思います。全6ステップです。


1. ページに行く
まずはtwitterにログインし、プロフィールウィジェット作成画面に行きます。
プロフィールウィジェット - twitter


2. ユーザー名を決める
「ユーザー名」のところにツイートを表示したいユーザーの名前を入れます。あらかじめ自分のユーザー名が入力されている場合はそのままで。



3. コンテンツの設定を決める
「カスタマイズ」タブをクリックして、コンテンツの表示設定を行います。

そのままの設定でも問題ありませんが、「プロフィール画像を表示」がオンだと同じ画像がずらーっと出てくるので、ここはチェックオフにするのがおすすめです。



4. デザインを決める
フォントやレイアウトは変更できませんが、色だけは柔軟に変更することができます。背景と文字色が変えられます。



5. サイズを決める
自分のブログのブログパーツエリアのサイズを確認して、サイズを決めます。

「横幅の自動調整」をチェックオンにすると自動で横幅を調整してくれるので便利です。



6. ブログに貼る
5までの設定が終わったら、ページ最下部の「完了&コード取得」をクリックしてコードを取得します。それを自分のブログのブログパーツエリアに貼れば完成!です。

Bloggerを使っている場合は、ブログパーツ(ウィジェット)を貼るページに直接飛ぶリンクをクリックすると便利です。
(ブログに貼る方法は、使っているブログサービスによって異なります)



・・・以上です。


参考にさせていただきました
自分のWebサイトやブログにTwitterのつぶやきリストを貼り付ける方法 - 浅間山麓 野ウサギ日記
Twitterとブログを連携させるブログパーツ特集 - ブログエイド

2011/04/27

マラソンのトレーニングの考え方 その3

この記事は3つのシリーズものになっています。よろしければほかの記事もご覧ください。
マラソンのトレーニングの考え方 その1
マラソンのトレーニングの考え方 その2
マラソンのトレーニングの考え方 その3

・・・

前々回前回から引き続き、マラソンのトレーニングの考え方について。今回がラストです。

今回は具体的なマラソンメニューについて。

早速、メニュー一覧を見てみます。今回取り上げるのは全部で10コです。

1.ウォーキング
2.ジョグ
3.LSD(ロングスローディスタンス)
4.持久走
5.ウィンドスプリント
6.ビルドアップ走
7.インターバル走
8.坂ダッシュ
9.レースペース走
10.クロスカントリー
(各トレーニングの名称は金哲彦さんの著書で載っていた名前を参考にさせていただきました)

こうやってメニューのバラエティを見てわかるのが、「走る」という極めてシンプルなスポーツの中にこれだけの幅と奥行きがあるのだということ。走るだけでも奥が深い!

トレーニングの名前だけの紹介だとイメージがわきづらいかと思いますので、それぞれ手短な説明を。

1.ウォーキング
歩くトレーニング。

2.ジョグ
ゆっくり走るトレーニング。

3.LSD(ロングスローディスタンス)
こちらもゆっくりと長い時間(長い距離を)走るトレーニング。

4.持久走
長めの時間を設定して走るトレーニング。

5.ウィンドスプリント
100~150メートルという短い距離をやや早めに走るトレーニング。

6.ビルドアップ走
最初はゆっくりとしたジョグから始めて一定間隔(時間or距離)ごとに少しずつスピードを上げていくトレーニング。

7.インターバル走
早めに走るのと休憩とを時間を決めて繰り返すトレーニング。

8.坂ダッシュ
坂を使ったトレーニング。インターバル走の代わりにもなるし、姿勢や筋力を鍛えるのにも使える。原則、登りをやるときは登りだけ走り、下りはジョグで帰ってくる。逆に下りを走るときは下りだけ走り、登りはジョグで。

9.レースペース走
本番のレース(マラソン)で目指すタイムのとおりのペースで走るトレーニング。フルマラソンをちょうど4時間で走りたい場合は、キロ5分40秒くらいで走る。

10.クロスカントリー
アップダウンのあるオフロードを走るトレーニング。トレイルランニング。リフレッシュに。


・・・ひととおりどんなメニューがあるかを見ました。ここからが本記事のメインです。

前回の「技術」のフレームワーク――姿勢、距離、スピード、ペースの4要素を使って、ここで説明した各トレーニングを分類してみます。各トレーニングには明確な目的があるので、ほぼMECEに分類することが可能です。

■「姿勢」のためのトレーニング
1.ウォーキング
2.ジョグ

■「距離」のためのトレーニング
3.LSD(ロングスローディスタンス)
4.持久走

■「スピード」のためのトレーニング
5.ウィンドスプリント
6.ビルドアップ走
7.インターバル走
8.坂ダッシュ

■「ペース維持」のためのトレーニング
9.レースペース走

その他のトレーニング
10.クロスカントリー


このように各メニューをの目的を理解して、自分の癖やコンディション、目標に合わせて組み合わせていく、というのが効果的で効率的なトレーニング計画の基本となります。アプローチはいわゆる分割統治法ですね。

個人的に面白いなと思うのは、こういう具体的なトレーニングメニューがあって初めて、前々回に書いた全体性の原則に則った総合的なトレーニング計画を立てることが可能になる、という点です。理論だけでなく、多様なトレーニングメニューがあるということが計画立案を可能とする

逆に、トレーニングメニューがいくら豊富に揃っていても、背景にロジックと確かな現状分析がなければ、前時代的な根性トレーニングの域を越えることはできません。

だから、理論も具体的な手法も両方が大事。

マラソンも、深くておもしろいです。



・・・前々回、前回から続けてきて、ひとまずこれでマラソントレーニングの基本的な考え方はほぼカバーできたかなと思います。あとは「どういう姿勢がいいのか」「計画はどれくらいの時間間隔で組めばいいのか」といった具体的なところについてさらに理解を深め、自分の体で実際にトレーニングを行ってPDCAサイクルを回し続ける、というところに進んでいくだけです。

とはいえこの実践の部分がとても難しいので、、、経済的な余裕があるのであればプロに頼んだりランニングクラブに入ったりして学んでいくのがよいかと思います。僕は、当面は独力でがんばります。。。


おまけ
メニュー名を参考にさせていただいた金哲彦さんのブログはこちら。
金哲彦オフィシャルブログ

2011/04/26

マラソンのトレーニングの考え方 その2

この記事は3つのシリーズものになっています。よろしければほかの記事もご覧ください。
マラソンのトレーニングの考え方 その1
マラソンのトレーニングの考え方 その2
マラソンのトレーニングの考え方 その3

・・・

前回に引き続き、マラソンのトレーニングの考え方について。

前回はルーの法則、7つの原則という基本原則について書いたので、今回は技術基礎能力ということについて書いてみたいと思います。前回はマラソンだけに限らないトレーニングの一般論でしたが、今回はマラソンの個別論に入っていきます。

技術と基礎能力というお話をする前に、まずは前提のお断りを。

ここでは、技術という言葉と基礎能力という言葉を次のような意味合いで使っていきます。技術とはマラソンを走る上でのパフォーマンスに直接関わる力のことで、基礎能力とはその技術を下支えする個別の身体能力のことです。


この「基礎能力→技術→パフォーマンス」という階層構造が頭の中で立体的に捉えられてこそ、効果的なトレーニングができるようになります。

では実際に、具体的な技術としてどのようなものがあるかを次に見ていきたいと思います。


技術
技術には大きく分けて4つの要素――姿勢、距離、スピード、ペースがあると考えられます。それぞれ手短に説明していきます。

姿勢 走るときの姿勢。「ランニングフォーム」とも言います。走る距離やスピード、筋力やボディバランスによって適切な姿勢というのは異なります。4つの技術の中で最もベースとなるのはこの姿勢です。距離やスピードを伸ばす前に「良い姿勢を身につける」ということが重要です。

距離 走り続けられる距離。フルマラソンを一度も歩くことなく完走するためには、「姿勢を崩さずにどれだけの距離を走れるか」が重要になってきます。

スピード 走る速さです。どれだけ長い距離を走れても、スピードが上がってこないことには記録は伸びません。

ペース維持 一定のペースを維持する力です。長い距離を走るときには、なるべく一定のペースで走るということが、楽に楽しく走るには欠かせません。

以上4つの技術の組み合わせで、マラソンレースにおけるパフォーマンスが決まります。一方で、それらを下支えするのが、以下の4つの基礎能力です。


基礎能力
基礎能力の方も同じく4つの要素――筋力、酸素運搬能、把握力、スタミナに分けられます。

筋力 走るために必要な筋力です。

酸素運搬能 筋肉の活動に必要な酸素を取り込む力です。

把握力 自分のコンディションやスピードを把握する力です。自分にとって最適なペースで、一定時間走り続けるためには欠かせません。

スタミナ 走り続ける力です。蓄積できるエネルギーの量と利用効率性によって決まります。


これら4つの技術と4つの基礎能力のうち、特に関係性が深いものに○を付けてみると次のようになります。


最後に、こうやって分解すると何がいいのか、ということについて。

技術や基礎能力を分解することのメリット
マラソンも、基本はアミノ酸スコアと同じ考え方(風呂桶の考え方)です。

風呂桶は縦長の板を横につないで作るのですが、どこか一ヵ所でも高さが低い板があると、その桶のキャパシティ(貯められる水の量)はその一番低いところの高さになってしまいます

マラソンも同じように、どこか一ヵ所弱い技術があると最終的なパフォーマンスもその一番低いところに落ち着きます。これは前回の「全体性の原則」とも繋がる話です。

ですので、全体性の原則に適ったトレーニングをするために、技術や基礎能力を分解して考えることが必要となります。


・・・ということで、マラソンにおける技術と基礎能力、というお話でした。

続きます。

2011/04/25

マラソンのトレーニングの考え方 その1

この記事は3つのシリーズものになっています。よろしければほかの記事もご覧ください。
マラソンのトレーニングの考え方 その1
マラソンのトレーニングの考え方 その2
マラソンのトレーニングの考え方 その3

・・・

最近、マラソンのトレーニングの考え方を勉強しています。

その学びをここにまとめてみます。

まずは、あらゆる身体トレーニングに共通する基本原則から。根底にあるのは「ルーの法則」という考え方です。

ルーの法則

身体の機能は使わないでいると萎縮するが、適度に使うと発達する。過度に使うと障害が発生する」という因果関係を表す法則。ルーの法則の「ルー」はドイツの学者ウィルヘルム・ルーの名前から。

要は、「ほどほどやるのがいちばん」ということになるでしょうか。

次は「トレーニングの7つの原則」。ルーの法則を土台にして、トレーニングにおいて大事なポイントが7つの原則としてまとめられています。

トレーニングの7つの原則

過負荷の原則 能力向上には、やや強めの負荷を与えることが必要。現在の能力に対して弱い刺激を与え続けても、能力は向上しない。

漸進性の原則 過負荷といっても、強過ぎる負荷をいきなり与えてはならない。時間をかけて少しずつ負荷を上げていくことが必要。

継続性の原則 能力向上には、過負荷の原則、漸進性の原則に則ったトレーニングを継続して行うことが必要。一日二日やっただけで急激に伸びる、ということはない。

特異性の原則 基本的に、トレーニングの効果は負荷を与えた部位や練習した動作にのみ有効である。筋力を高めるトレーニングと酸素運搬能を高めるトレーニングは異なる。

全面性の原則 特異性の原則から、ひとつのトレーニングがもたらす効果は部位・動作限定的である。しかし、レースや試合でのパフォーマンスには様々な能力が関係する。そのため、いろんな種類のトレーニングを組み合わせることが必要。

意識性の原則 トレーニングの効果を高めるには、トレーニングを受けている本人が、今どこを鍛えているのかを理解し意識することが有効である。

個別性の原則 人間は一人ひとり異なるため、それぞれの特性(身体特性・性格)を考慮してトレーニングを行うことが必要である。


・・・以上です。

どんなトレーニングでも、その計画を立てる際はこの考え方を根底に持っておきべきです。どこかのマラソンのトレーナーの方が
世界一になるには、世界一のトレーニングをやればいいんだよ
と言ったそうですが、まずは理論をしっかり押さえて、理論上で世界一を目指す、というのが大事なことなのかもしれません。

ルーの法則や7つの原則は、トレーニングをしたことがある方なら経験的に知っていることかとは思いますが、これをきちんと言語化し、トレーナー、トレーニー(トレーニングを受ける者)が共有しておくということが大切だと思います。

続きます。

2011/04/24

人間の特性:プラセボ効果(placebo effect)

人間が特に薬効成分のない「なんちゃって薬」を「効く薬」だと信じて服用すると、一定の効果が現れることがあります。

この現象のことをプラセボ効果(placebo effect)と言います。

プラセボ(プラシーボ:placebo)というのは「偽薬」という意味。Wikipediaによると本来の意味は
Placeboはラテン語で、「私は喜ばせる」の意。
The word 'placebo', Latin for "I will please"
とのこと。

この人間の特性を考慮して、新しい薬の臨床試験などの際には
・何も服用しない場合と試験対象薬を服用した場合の比較
だけでなく
・プラセボを服用した場合と試験対象薬を服用した場合の比較
がきちんと行われているそうです。面白いですね。

注意しておきいのは、プラセボ効果は個人差や実験ごとのちがいが大きいという点。プラセボ効果は必ずあるわけでもないし、絶対にないわけでもない。ですので、割り切れるものだとは考えず、「そういうこともある」ぐらいに認識しておくのが良さそうです(そのあたりの議論は現在も続いているみたいです)。


おまけ
ちなみに、プラセボ効果とは逆を意味する言葉に、ノセボ効果(nocebo effect)というのもあります。

ノセボ効果の方は、服用する薬に副作用がある、あるいは害があると信じて飲むと、実際にその効果が現れたり害が強くなったりする現象を指します。


・・・「病は気から」「気は持ちよう」という言葉にも、一定の真実があるようです。


参考にさせていただきました
プラセボ - Wikipedia
Placebo - Wikipedia

2011/04/23

ポジティブ心理学についてのまとめ その3

これは、ポジティブ心理学について3回シリーズで書いたまとめ記事の1回目です。
ポジティブ心理学についてのまとめ その1
ポジティブ心理学についてのまとめ その2
ポジティブ心理学についてのまとめ その3

・・・

前回から引き続き、今回もポジティブ心理学について。

これで一連のまとめはおしまい。今回は、ポジティブ心理学に関して書かれている良質のページ、書籍を挙げてみたいと思います。


参考ページ(日本語)
ポジティブ心理学 - Wikipedia
ポジティブ心理学序文 - 一般社団法人 日本ポジティブ心理学協会
世界が沸騰! 年収が増える「ポジティブ心理学」入門 / プレジデント 2009
幸せに生きるためにも「肯定心理学~傾聴と受容」です! 今あなたは幸せですか?
3番目の「「ポジティブ心理学」入門」は、「世界が沸騰!」「年収が増える」とタイトルはアレなんですが、中身はちゃんとした方が書かれた良記事です。


参考ページ(英語)
positive spychology - wikipedia
ポジティブ心理学について学ぶ - Authentic Happiness(マーティン・セリグマンのサイト)
ポジティブ心理学 - 行動と組織の科学 - クレアモント大学
応用ポジティブ心理学 - 東ロンドン大学
国際ポジティブ心理学会(IPPA:International Positive Psychology Association)
ポジティブ心理学センター(PPC:Positive Psychology Center)
クオリティオブライフ研究センター(QLRC:Quality of Life Research Center)


参考書籍
いずれも日本語の本です。

マーティン・セリグマンが書いた本:
・世界でひとつだけの幸せ―ポジティブ心理学が教えてくれる満ち足りた人生 / マーティン・セリグマン 2004

タル・ベン・シャハーが書いた本:
・HAPPIER / タル・ベン・シャハー 2007
・最善主義が道を拓く ポジティブ心理学が明かす折れない生き方 / タル・ベン・シャハー 2009
・ハーバードの人生を変える授業 / タル・ベン・シャハー 2010

その他の方が書いた本:
・ポジティブ心理学入門 幸せを呼ぶ生き方 / 島井哲志 2009
・ポジティブ心理学の展開―「強み」とは何か、それをどう伸ばせるか / 堀毛 一也 2010
・実践入門 ポジティブ・サイコロジー 「よい生き方」を科学的に考える方法 / クリストファー・ピーターソン 2010

2011/04/22

ポジティブ心理学についてのまとめ その2

これは、ポジティブ心理学について3回シリーズで書いたまとめ記事の1回目です。
ポジティブ心理学についてのまとめ その1
ポジティブ心理学についてのまとめ その2
ポジティブ心理学についてのまとめ その3

・・・

前回に引き続き、ポジティブ心理学についてまとめています。

前回は名称、定義、歴史、位置づけについて書きました。今回はポジティブ心理学の特徴、構成要素などをまとめてみたいと思います。


特徴 ポジティブ心理学は他の心理学とのちがい
伝統的な心理学とのちがいは、心の病ではなく「健康」に焦点をあてている点。ポップ心理学とのちがいは、科学的、学術的アプローチに基づいている点


構成要素 ポジティブ心理学の中身
主な研究対象は大きく3つある――感情(emotion)と特質(character)と慣例(institution)と言われています。
1.ポジティブな感情 過去への満足、現在の幸せ、未来への希望に関する研究。
2.ポジティブな特質 強みと美徳に関する研究。
3.ポジティブな慣例 よい良いコミュニティを生む強みに関する研究。

マーティン・セリグマンとミハイ・チクセントミハイの2000年の論文「Positive psychology: An introduction.」には次のように書かれています。
ポジティブ心理学の領域を「主観」という観点から見てみると、その対象は「価値のある主観体験」である。つまり、過去に関するものとしては、安心した幸せな状態(well-being)、満足感(contentment)あるいは達成感(satisfaction)。未来に関するものとしては、希望(hope)や楽観(optimism)。現在に関するものとしては、フロー(flow)や幸せ(happiness)がその対象となる。
※僕の意訳です


主要なフレームワーク ポジティブ心理学の骨子
マーティン・セリグマンの新著「Flourish」では、幸せに関わる5本の柱として「PERMA」というフレームワークが提唱されています。
P ポジティブな感情(Positive emotion)
E 没頭(Engagement)
R 人間関係(Relationship)
M 意義と目的(Meaning and purpose)
A 達成(Achievement)
※PERMAについてはこちらのページで詳しく説明してあります


権威 ポジティブ心理学といえば
有名どころはこの3人でしょうか。
・マーティン・セリグマン
・ミハイ・チクセントミハイ
・タル・ベン・シャハー
マーティン・セリグマンは元アメリカ心理学会会長、ミハイ・チクセントミハイは「フロー体験」で有名な心理学者。この2人が「ポジティブ心理学」というのを打ち立てました。タル・ベン・シャハーは、2006年当時ハーバード大学で一番人気の授業を担当し、著書HAPPIERやメディア出演を通じて一般にその認知を広げた立役者です。


動画 ポジティブ心理学について学べる動画
マーティン・セリグマンのポジティブ心理学 at TED
ポジティブ心理学(マーティン・セリグマン) at zeitgeist(Google's event)
後者は全部英語ですが、、前者のTEDの方は日本語字幕を出すことができるのでおすすめです。


ちょっと汚くなってしまいましたが、、エッセンスはこれでおおよそ出せているかと思います。その3につづきます。


追記
ポジティブ心理学の参考資料をまとめたその3を書きました。

2011/04/21

ポジティブ心理学についてのまとめ その1

これは、ポジティブ心理学について3回シリーズで書いたまとめ記事の1回目です。
ポジティブ心理学についてのまとめ その1
ポジティブ心理学についてのまとめ その2
ポジティブ心理学についてのまとめ その3

・・・

人から薦めていただいた「HAPPIER」という本をきっかけに、ポジティブ心理学というものを知りました。「これまで知らなかったのがもったいない!」と思うくらい、たいへん面白い領域です。

今後の僕の仕事の軸にしていきたいので、その内容をここにまとめておきたいと思います。

まずは、名称や定義といった大枠のお話から・・・

名称

ポジティブ心理学」という呼び名が最も一般的です。英語だとpositive psychology、あるいは、theory of well-being。他には「ポジティブサイコロジー」「肯定心理学」といった呼び方をすることもあるそうです。

定義 ポジティブ心理学とは

簡単に言うと「人間がより幸せになるための普遍的な方法を探求する心理学」。

HAPPIERの中では、次のような説明もされていました。
一般的な定義は「人間の最適機能に関する科学的研究
※最適機能はoptimal functionの訳語です

もう少し長い説明となると、「個人や組織を幸せにしたり成功に導いたりする、強みと美徳に関する科学研究」という言うこともできます。

さらに別の表現で言うと「マイナスをゼロにする心理学ではなく、ゼロをプラスにする、あるいはプラスをさらに大きくするための心理学」。

要は、人生でもっとも重要な問いのひとつ「どうすればより幸せになれるのか?その普遍的方法はあるのか?」に科学的な姿勢で答えようとする学問です。

歴史 ポジティブ心理学の誕生

1998年、アメリカ心理学会の会長マーティン・セリグマン(Martin Seligman)が立ち上げました。

幸せに関する研究はその前からもありましたが、その筋の権威がひとつの分野として定義したのはこのときが初めてのようです。

位置づけ 心理学の中におけるポジティブ心理学の位置

おうおうにして両立が難しい2つのもの――科学的なアプローチに基づいた確かな理論と日常生活にすぐにでも使える高い実用性――を両立する心理学。

ポジティブ心理学が提唱されるまでの心理学は、主に次の2種類に分断されていました。ひとつは伝統的な心理学、もうひとつはポップ心理学です。

伝統的な心理学は学術的なレベルが高い一方で、その対象となるテーマが病気や治療など一般人にあまり馴染みのないものであるため、ちょっと活用しづらい心理学。一方、ポップ心理学(通俗心理学)は簡単でわかりやすい一方で、科学的裏付けや信憑性が弱い心理学でした。

これら両者の課題をクリアするものとして「ポジティブ心理学」というカテゴリが提唱されました。

ただし気をつけておきたいのは、ポジティブ心理学は他の学問と重複しない独自の分野ではない、という点です。

ポジティブ心理学では、独自の研究を行うことももちろんありますが、人類の長い歴史の中で発展してきた心理学、哲学、神経科学、その他人間科学の知見を統合・編集して新しい知見を導き出す、といった種類の活動も行われています。その意味で、「ポジティブ心理学は(独自の分野ではなく)包括的用語(umbrella term)である」という言い方もされているみたいです。


・・・大枠の部分ですでに長くなってしまったので、今回はまずはここまで。つづきを書きます。

追記
シリーズものとしてその2その3も書きました。

「ポジティブ心理学について15分でざっくり把握したい」といった場合にはこれだけあれば十分かな。あとは第一線の人が書いた本を読むのが一番早いかと思います。

2011/04/19

Bloggerのサイドにバナーを貼る方法

Bloggerのサイドにバナーを貼る方法をメモ。たとえばこんなもの↓です。



シンプル3ステップです。

1. 素材の準備
準備するものは次の2つです。
貼りたいバナー(画像)
飛び先に設定したいページのURL(テキスト)


2. Bloggerでのデザイン設定
Bloggerの設定画面から「デザイン」タブ→「ページ要素」をクリックします。次に「ガジェットを追加」をクリック。ポップアップでウィンドウが出てきたら、次のように入力します。

タイトルに「バナー」(何でも構いません)、リンクに飛び先ページのURL、イメージに貼りたいバナー。


例)
タイトル:バナー
リンク :http://sites.google.com/site/quake20110311jp/bokin
イメージ:こちらのページからもらってきます

保存」をクリック。


3. 確認
ブログの表示」できちんと貼れているかを確認します。場所を変更したい場合は、「ページ要素」画面に戻ってドラッグ&ドロップで場所を変更します。

無事貼れていればこのまま終了!


・・・以上です。


追記20131117

この投稿を書いた当時といまとではBloggerの画面デザインが少し変わってしまっていまして、その点についてご要望をいただいたので、今2013年11月現在のやり方を追記しておきます。

「2. Bloggerでのデザイン設定の部分」です。

Bloggerの設定画面から「レイアウト」を選択。


つづいて画面レイアウトの設定画面が出てきたら「ガジェットを追加」を選択します。


すると、どんなガジェット(パーツのことです)を追加するかを選ぶ画面が出るので、その中から「イメージ」というのを選択します(イメージの文字がクリックできるようになっています)。


すると新しいウィンドウ(タブ)が開くので、タイトル(パーツのタイトル)やリンク(画像をクリックしたときのリンク先)を入力し、イメージを選択して問題がなければ「保存」をクリックします。


最後にもうひと手間必要です。保存内容に問題がなければもとの「レイアウト」のページに戻るかと思いますので、そこで「配置を保存」をクリックします。ここまでくれば無事完了!です。

あとは「ブログを表示」などで実際のページを開くと挿入した画像が表示されていることが確認できるので見てみてください。

ご参考までにー。

2011/04/16

早起きは三文の徳の意味

早起きは三文の徳」という言葉があります。意味はそのまま「早起きをすれば、何かしら良いことがある」といったところでしょうか。


最近早起きを続けています。やってみると感じるメリットがたくさんあって、「三文の徳って本当なんだなぁ」としみじみと感じています。

以下に、いくつか、僕が感じている早起きのメリットをピックアップしてみます。全部で5点です。


1. 朝の静かな環境
第一のメリットは「静かな時間帯に活動できる」という点です。

静かなときに活動すると、仕事、読書、片づけ、掃除――何をやってもサクサクと進みます。また、特に何もやらなかったとしても、静かな環境にいるというだけで、瞑想と同じような効果が得られてスッキリします。


2. 仕事の準備ができる
朝早く起きると、一日のタスクの確認をしたり必要なものの準備をしたりすることもできます。そのことにより、その日全体の仕事の効率が大きく上がります。それが自信向上にも繋がります。


3. 仕事が早く終わる
仕事の開始時間を早めたり準備をしてから取り組んだりした分だけ、昼間の仕事がはかどります。結果としていつもより早い時間帯に仕事が終わります。

「今日はほぼやり切った!」と感じる時間に外がまだ明るいと、それだけで清々しい気分になることができます。


4. ちょっとした優越感
(これは僕だけかもしれませんが・・・)「他の人たちよりも早く起きれている」というただそれだけで、ちょっとした優越感といいますか自信のようなものが生まれます。

「他のことなら勝てないあの人にも、早起きなら勝てる!」というヘンな対抗心が自分を救ってくれる部分もあるような気がします。


5. 生活全体を整える力の向上
最後に挙げるこれが、僕が今感じている最も大きなメリットです。それは「生活全体を整える力が向上する」ということ。

一度や二度の単発の早起きではなく「早起きの習慣」を身につけるためには、実は、朝だけでなく昼や夜の過ごし方も重要になってきます。早起き習慣は生活全体を整えたその先でしか得ることはできません。

まずその事実に気づき、昼はほどよく活動し、夜はスムーズに入眠できるようにきちんと自制する。失敗をくり返しながら行うそのプロセスの中で、生活全体を整える力が身についていきます。

そこで得た整える力こそが実は後々まで残る一番の財産だと思います。


・・・以上です。

「早起きの価値」というお話でした。早起きについては何度も何度も挫折してきているので、、、ノウハウもたまってきました。いずれはそのあたりのことも書きたいと思います。


おまけ
ちなみに、「三文のとく」の「とく」は徳でも得でも意味はほぼ同じなのでどちらでも良いみたいです。

2011/04/15

対応型人間ではなく発動型人間として生きる


今日は日記です。

突然ですが、ひとりの人間にコントロールできることなんてほんのわずかだと感じます。毎日の天気も満員電車も経済状況も、何ひとつ自分でコントロールすることができません。

しかし、朝起きてから夜寝るまでに何をするかとか、人生の目標をどこに置くか、などということはかなりの自由度をもって自分で決めることができます。現代において、24時間365日びっちり他人の管理下にあって自由が全くない、という状況はごくまれでしょう。


その状況はみんな同じなのに、人々の中には、毎日どんより過ごしている人がいる一方で、毎日イキイキ過ごしている人たちがたくさんいます

そのちがいが何なのか気になり、このところずっと考えていました。すると、ひとつ、その理由のようなものが見つかりました。

どんより生きる人とイキイキ生きている人の大きなちがい(理由)、それは「対応型人間」と「発動型人間」の差、です。


対応型人間とは
基本的に、周りの環境に対して後手後手で対応する形で生きるタイプの人。こういう人にとってきっかけはいつも自分ではなく環境の側にあるので、何か悪いことが起こったらその責任は環境の側にあると考えがちです。

たとえば、こんな言い訳をします。
「○○さんにやれと言われたから・・・」
「不景気だから・・・」


発動型人間とは
周りの環境に対応することもありますが、自らきっかけを起こして主体的にものごとを動かして生きるタイプの人。自分が何をするか、どう生きるか決める権利は自分が持っているということを自覚しているため、悪いことが起こったときにもすべてを環境のせいにすることはありません。

こちらの人は、言い訳の主語が自分(私)です。
「(私が)○○さんに頼まれたことをやりたくて・・・」
「(私が)不景気に対応できなくて・・・」


前者の対応型人間として生きると、自分には(自分の生きている)世界を変える力がないんだという考え方を自分に植え付けてしまいます。それが長く続くと、変化のきっかけを自分から起こすことが本当にできなくなっていきます。

一方で、発動型人間として生きると、失敗することもいっぱいありますが、ときどき訪れる成功が、自分には世界を変える力がある、という有能感を自分にもたらしてくれます。


人の人生にはいろいろなことが起こるし、どうしてもコントロールできないこともいっぱいあります。でも、その中で、どんより生きるかイキイキ生きるかを選ぶ権利が自分にあるのであれば、なるべくイキイキと生きたい――それは誰もが思うことでしょう。

そのためには、少しずつでもいいから、発動型人間として生きる習慣を身につける。きっかけを自分で生みだし、責任も自分で引き受ける。そういう姿勢を身につけることが必要となります。

言い訳をしたくなったら、主語を自分(私)にする。そうやって形から入るのでもいいと思います。最初の一歩を踏み出すことが肝心。


・・・とはいえ、そうは言っても、最初の一歩を踏み出すのがいちばん難しいところ。。。だと思います。なので、僕の残りの人生で、人がその一歩を踏み出すお手伝いができればなぁと思います。

がんばろ。

2011/04/14

学習も腹八分

腹八分」という言葉があります。

食事は満腹になるまで食べるよりほどほどに抑えておいた方が健康に良い」という意味の言葉だと思うのですが、これは食事だけでなく学習(脳の栄養吸収)の面においても成り立つような気がします。

僕はここ数年間、朝から晩までめいっぱい、それこそ満腹になるまで情報をインプットし続けた方がいいものと考えてきました。それを、今から2ヶ月くらい前から少し方針を変えて「ちょっと抑え気味」にすることを心がけています。腹八分くらい。

すると、あくまで感覚的なものではありますが、実は後者(腹八分)の方が最終的に吸収される量が多いような感覚が実感としてあります。

・・・不思議な感じがですが、実際に吸収がよくなった実感がします。この事実から思うのは、実は脳の栄養吸収(学習)においても、満腹になるまで食べるとロスが多くなりかえって吸収が悪くなるため、「腹八分」でとどめておいた方がいいんじゃないか、ということです。

図にするとこんな感じ。


鷲田先生(鷲田清一さん)が「空き地が大切」という話をされていたのを数年前に聞いたのですが、その言葉の持つ意味のひとつが数年経った今ようやくわかってきました。やっと、そのときの教えを自分の生活の中に取り込むことができそうです。


おまけ
ちなみに、英語にも腹八分に関することわざがあるそうです。
Moderate eating keeps the doctor away.
腹八分に医者いらず。
moderateとは、極端でない、穏やかな、適度の、といった意味の言葉だそうです。

2011/04/13

フレームワーク:ハイプサイクル


新しい技術に対する期待値が時間経過に伴ってどのように変化するかを表す図。ヨコ軸に時間、タテ軸に期待度を取った平面上の曲線として表されます。

ハイプサイクルのベースにあるのは「新しい技術は5つのステップを経て普及する」という考え方です。そのステップとは次の5つです。

1. 黎明期
種となる技術が世間から注目を浴び始める時期。製品はまだ生まれていない。

2. インフレ期
世間から注目を浴び、ブームとなる時期。「乗り遅れるな」と煽る人がいて多くの人が飛びつく。しかし、永続するビジネスモデルはまだ確立されていない。

3. 幻滅期
満足度が急激に下がる時期。有効な活用法が確立されていないことを知った多くの人が「なんだ使えないじゃん」と幻滅する。ここで生き残った一部の企業だけが次に進む。

4. 啓蒙期
インフレ期と幻滅期での経験を踏まえて、着実な成長が進む時期。本質的な便益が評価され始める。

5. 安定期
需要と供給がともに安定し始める時期。


面白いのは、この一連の流れが技術の内容に依存しないという点です。それがどんな技術であるかにかかわらず、最終的に普及していく技術というのは共通してこのステップを辿っていくことが予想されるため、それ相応の備えをすることができます。


このフレームワークがもたらすメリット
企業の場合であれば、この認識を持っておくことで、インフレや幻滅の時期にも慌てず次のステージを想定して着実に一歩先の仕込みを行うコトが可能となります。

また、研究者であれば自分が持っている技術のポジションを俯瞰して、「売れる」研究ネタを絶やさないために次々と新しい種を仕入れるというのに便利かと思います。


考案したのは、調査会社のガートナー社(Gartner)です。


おまけ
英語での呼び名
英語では1~5の各ステージを次のように呼ぶそうです。
1. Technology Trigger(技術のきっかけ)
2. Peak of Inflated Expectations(期待膨張のピーク)
3. Trough of Disillusionment(幻滅の谷)
4. Slope of Enlightenment(啓蒙の坂)
5. Plateau of Productivity(生産性の高台)

最新のハイプサイクル
最新のハイプサイクルがガートナーのページで公開されています。2010年9月に発表されたハイプサイクル(pdf)では、世間を賑わすさまざまな技術が次のように位置づけられています。
1. 黎明期 ←タンジブルユーザインタフェース、動画検索
2. インフレ期 ←タブレット、AR(拡張現実)、クラウド
3. 幻滅期 ←マイクロブログ、電子書籍リーダー、CGM
4. 啓蒙期 ←生体認証、インターネット支払い、位置情報アプリ
5. 安定期 ←ペンタブレット


参考にさせていただきました
Hype cycle - Wikipedia
リサーチメソドロジ:ハイプサイクル - ガートナー

2011/04/12

なせばなる なさねばならぬ 何事も ならぬは人の なさぬなりけり


先日母と話していたら、その話の中にタイトルの言葉が出てきました。

なせばなる なさねばならぬ 何事も ならぬは人の なさぬなりけり
(成せば為る 成さねば為らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり)

母が子どもの頃、母の叔父さんからこの言葉をよく聞かされたそうです。叔父さんがお酒を飲んだときには、節を付けながら何度も何度もこれを歌ってたといいます(もともとは江戸時代の名藩主・上杉鷹山の言葉です)。

母の話には続きがあります。

面白いのが、この歌を聞いたずっと後、母が大人になったとき、親になったときのこと。「辛くてくじけそうな時期があったけど、その度ごとにがんばってこれたのはこの言葉があったからかもしれない」と母は言っていました。「その当時は気づかなかったけれど」と。

・・・人は、幼い頃のほんのささいな、ちょっとしたことに力をもらったり励まされたりするもののようです。叔父さんが母にこの歌を歌ってくれたのはほんのわずかな時期のことだったようですが、それがずっと後、そして長い間、母を支える大きな力となっていました。本当にありがたいことです。

翻って自分のことを考えていると、僕の中にもいくつか、子どもの頃に親やお世話になった人たちからもらった言葉が息づいています。


・・・今回のことで、人には(というか僕には)、もっと上の世代から引き継いでいくべきものがあるんじゃないかと思いました。先祖や親の話のどこに力をもらって、何に励まされるか人間わかりません。この言葉は今後僕の力にもなってくれそうです。

人から聞く時間が、もっと必要な気がします。


参考にさせていただきました
「なせばなる」の言葉について詳しい解説がなされています。
なせば成るなさねばならぬ何事も - 以久遠氏の~
なせばなる! - 歴史~とはずがたり~

2011/04/11

WHYではなくHOWを考える習慣を


先日ごはんを食べたお店に、態度の悪い店員がいました。作業が雑で、他の店員が普通にやっている挨拶なんかもやらない。いかにも「ふてくされてる」感じ。

「気分を害すから気にしないようにしよう」と一瞬考えたのですが、彼が食器を片づける音などがうるさくてどうしても気になります。

頭に来るだけじゃもったいないので、頭に来たついでに学びを持ち帰ろうと思い、少し考えを巡らせてみました。


・・・こういう人や場面に出会ったとき、どういう態度を取ればいいのか?

方向性は大きく2つあるかと思います。ひとつは、WHY(なぜ?)を考える方向、もうひとつはHOW(どうやれば?)を考える方向です。
1. WHY(なぜ?)を考える方向
2. HOW(どうすれば?)を考える方向


1. WHY(なぜ?)を考える方向
なぜそうなったのか、原因を考える方向です。いわゆるアブダクション

今回のケースであれば
・なぜその店員はそういう態度を取るに至ったのか? (その店員の性格、過去の体験、直接のトリガー)
・なぜそういう態度がまかり通っているのか? (お店のポリシーや管理技術、客からのFB)
あたりのことを考えます。


2. HOW(どうすれば?)を考える方向
もうひとつは「どうやったら目の前にあるこの状態をより良い状態に変えられるのか」を考える方向です。なるべく効果的で効率的な方法を考えつくように努めます。

今回のケースであれば
・僕がこの店員の家族や友人ならどうアドバイスするか?
・僕がこのお店のマネージャならどうやって改善するか?
あたりのことを考えます。


・・・1の方向と2の方向は厳密には別々のものではないのですが、これらをあえて区別したのは1に取り組むか2に取り組むかでその後の気分が大きくちがってくるからです。

1の方向で突き詰めていくと「なぜこんなダメなことがまかり通ってるんだろう?」「自分はなぜこんなダメなところに来てしまったんだろう?」と不幸な思考に陥ります。一方、2の方向で考えると、クイズ発想で「想像で行間を埋めないと解けない難しめの問題が出たな」くらいの感じでワクワクしながら考えることができます。

実際、今回は2の方向で考えてみたら、お店を出たときに楽しい気分でいられました。建設的思考が習慣づき、自分の勉強にもなるような気がします。


・・・ということで、なるべく当事者発想でHOWを考える習慣を身につけたいものです

2011/04/10

フレームワーク:システム的人間モデル

今回は「入出力システムとしての人間のモデル」について。

行動分析学(行動修正法)などの分野では、人をシステムとして扱う考え方をします。人間を、外部環境から受け取ったインプットを何らかの形で処理し、また外部環境へと働きかけるアウトプットを出すシステムだと仮想的に考えます。

このアイデアを僕なりに整理してみました。


人間の外側に「環境」、人間の内部に「マインド」「スキル」「習慣」というパラメータをおき、それらの間の作用関係を「刺激」「パフォーマンス」というもので表します。


使い方
このフレームワークの使いどころは、特定のパフォーマンスを戦略的、科学的に出したい場面です。

まず最初に、最終的な成果物であるパフォーマンスがどうあるべきかを決めます。次に、そこからさかのぼる形で、そのパフォーマンスを出すために必要な人間の内面のあり方――マインド、スキル、習慣について定めます。そして最後に、さらにさかのぼってそれらに必要な刺激のありようを規定します。

この一連の逆算思考を行うには、KSF(Key Success Factor:成功要因)についてなるべく正しく把握する必要があります。最終的なパフォーマンスのKSFとしてどのような人間の内面――マインド、スキル、習慣が必要なのか。さらに、マインド、スキル、習慣のKSFとしてどのような刺激があるべきなのかを知ることが必要となります。ちょうど、頭の中にKSFがチェーンのようにつらなっているイメージです。


メリット
このフレームワークを持つことのメリットは、目的と手段の全体の階層関係が見えやすいところにあります。

よくあるのが、最終的なパフォーマンスだけに目が行ってしまい、刺激、マインドなどおおもとにあるものをないがしろにしてしまうこと。あるいは逆に、刺激やマインドなど上流の話ばかりをして一番重要なパフォーマンスについての議論を放置してしまうこと。

これらのことを避けるためにひとつながりの因果関係の中で全体を見渡す視点を提供してくれるのがこのフレームワークのよいところです。

2011/04/09

わらしべ長者のストーリーを自分の人生の上に描く


日本に古来から伝わるおとぎ話として「わらしべ長者」というのがあります。

ある一人の貧乏人がひとつのワラから始めて物々交換を繰り返し、最後には大金持ちになってしまう」というストーリーのお話なのですが、現代まで絶えることなく伝え継がれてきただけのことはあって、このお話には人の生き方の本質が描かれているように思います。

いろんな方がすでに何度も指摘しているところではありますが、このお話から学ぶべきポイントを僕なりにまとめてみたいと思います。ポイントは次の3点です。

1.最初につかんだワラを捨てなかったこと
2.手に入れたものの価値を高めたこと
3.価値を高く評価してくれる人に渡したこと

以下、それぞれの意味合いを手短に。


1.最初につかんだワラを捨てなかったこと
自分が持っているものがたとえ価値の低そうなものであっても、それを絶対に手放さないこと

僕自身を含め多くの人はここでつまづいているように思います。何も持っていない人がいきなり成功を収めることはありません。目の前の小さなチャンス、小さな仕事、小さな人間関係を心を込めて大切にするところからすべては始まります。


2.手に入れたものの価値を高めたこと
手に入れたものは、手に入れた状態よりも良い状態に磨くこと

わらしべ長者は、どこにでもあるようなわらしべにアブを結びつけたり、物々交換でもらった馬を大切にし甦らせたりしました。僕たちの能力や人間関係も、大切に扱い、磨き続けることを通して初めてより良いものと交換できる価値の高い資源となります。


3.価値を高く評価してくれる人に渡したこと
持っているものを、誰にでも安売りしないこと。その価値を一番高く評価してくれる人に渡すこと

アブがついたわらしべは、おもちゃを欲しがる子どもに渡すことで価値を生みました。みかんは、ノドが渇いている商人に渡すことで大きな価値を生みました。人が何を望んでいて、何を望んでいないのか。人の気持ちを考えて人のために役立つ、ということがギブアンドテイクの大原則です。

・・・以上です。


この学びはそのまま、一人ひとりのリアルな人生に照らして考えてみることが可能です。

最初、赤ちゃんとしてこの世に生まれてきたときは、みんなその手には何も持っていません。スタート地点はみんなほぼ同じです。それが最終的には人それぞれ色んなものを手に入れて去っていきます。その間のプロセスはすべて、わらしべ長者のような「交換」で成り立っていると考えられます。

いただきものを大切にして、次の人に渡す。

今自分が手に持っているわらしべは何なのか。それはどう磨けば価値が上がるのか。誰に提供すれば喜んでもらえるのか。それらのことをよく考えて、次々により良いものをいただけるようになり成長しながら、人生を歩んでいくことが大切だと思います。


おまけ
ちなみに、わらしべ長者の物々交換は次のようになされていったとのことです。馬あたりまで来ると、元がわらしべだったとは想像がつかないくらい価値が高いものとなっています。
わらしべ

アブが結び付けられたわらしべ

みかん

反物



お屋敷


参考にさせていただきました
わらしべ長者 - Wikipedia

2011/04/08

アウトプットには時間がかかる


今日は「アウトプットには時間がかかる」というお話を。

インプットはたくさんしているけれどアウトプットがなかなか増えていかないという場合、原因のひとつとして考えられるのは次のようなことです。

アウトプットに比べて、インプットの方が手軽にできて即時性の高い報酬があるから

本来はインプットとアウトプットをバランスよく行う必要があるのですが、インプットの方に即時性が高い報酬がある場合ついついインプットに偏ってしまいアウトプットが出せない、という状況に陥ります。

こういうとき、一番ベースの部分の認識を変える必要があります。インプットとアウトプットを同列に扱うのではダメで、「アウトプットにはかなりの時間がかかるものなんだ」ということをよく認識しておくことが必要です。

たとえば、本でインプットを得る場合、内容にもよりますが一冊読むのにかかるのは数時間。読むのが早い人や速読派の人であれば数十分。一人の人間が何十時間、何百時間かけて書いたものをそれだけの時間で消費することができます。

一方アウトプットについて言えば、数時間や数十分で出せるアウトプットというのはたかが知れています。

本来は、「消費(インプット)→消化→実行→定着(アウトプット)」――このプロセスを最後まで行ったときにのみ人間は本質的な成長を遂げるものだと思うのですが、インプットとアウトプットのこの効率の差のために、人はなかなかアウトプットのための活動ができません。

(前述しましたが)ここを変えるためにはとにかく「アウトプットには時間がかかる」ということに納得する、というのか、事実を引き受けるというのか、ともかく、よくよく認識する必要があります。アウトプットには時間がかかる、そういうもの、と。

一定のパフォーマンスを維持し続けるためには、アウトプットには時間がかかるという事実を認識した上で、インプットばかりに偏っていないか、あるいは逆にアウトプットばかりに偏っていないか、定期的にチェックする必要があると思います。

ということを最近強く意識しています。


・・・ということで「アウトプットには時間がかかる」というお話でしたが、以前ここに書いた「最後には自分の人生に戻ってくることが大切だ」というお話とちょっと内容がかぶってました。。


追記20110410
この「インプットだけに偏るのはよくない」ということをサミュエル・スマイルズが「自助論」(竹内均訳版)の中でも述べていました。
読書を自己啓発の手段と思い込んでいる人は多い。だが実際には、本を読んで時間つぶしをしているだけの話だ。
もう一つ忘れてならないのは、本からいくら貴重な経験を学んだとしても、しょせんは耳学問の域を出ないという点だ。
150年も前に言ってます。。。

2011/04/07

レコーディングダイエットについてのまとめ


記録を取るだけでやせていくという、魔法のようなダイエット法「レコーディングダイエット」。2007年に出版された本「いつまでもデブと思うなよ」(著者:岡田斗司夫さん)で有名になりました。

レコーディングダイエットというのはダイエットの一手法ではありますが、その核となる考え方は非常に汎用性の高いものです。もともと、「実績を逐一記録する」というやり方は、行動分析学(行動変容法)の分野で高い効果のあるものとして認識されてきたもので、学習、習慣化に関するさまざまな場面で使えるものです。

そんなレコーディングダイエットのエッセンスをここにまとめておきたいと思います。

以下、目次です。
レコーディングダイエットの定義
レコーディングダイエットの位置づけ
レコーディングダイエットの構成要素
レコーディングダイエットの特徴
※先日書いた把握のためのフレームワークを使ってみました。


レコーディングダイエットの定義
レコーディングダイエットとは「食べたものすべてと体重の推移を記録する」ことを軸としたダイエット方法です。「記録」を中心に、目標設定(上限カロリー設定)、対象の把握(食事内容ごとのカロリー計算)などを行い、科学的にやせざるを得ない仕組み作りをしていくというものです。


レコーディングダイエットの位置づけ
世にある無数のダイエットの手法は次の2つに大別することができます。
1. 代謝を高めるダイエット法
2. 摂取を減らすダイエット法
前者はアウトプットを増やす、後者はインプットを減らす、という考え方です。

前者の代謝を高めるダイエット法には、運動、プチ運動、姿勢矯正、水分摂取、生活リズムの調節などが含まれ、後者の摂取を減らすダイエット法には、○○をたくさん食べるダイエット、○○を控えるダイエット、食事の時間の調節などが含まれます。

レコーディングダイエットはこのうちの後者、2に含まれます。レコーディングダイエットで最終的にやることはカロリー制限です。


レコーディングダイエットの構成要素
レコーディングダイエットがすごいのは、岡田さんの実体験に基づいて、ダイエットのプロセスを細かく認識されており、各フェーズで注意すべきポイントが明確になっている点です。太る習慣から脱してやせる習慣へと移行し、実際に効果が出てみるみるやせていくプロセスを「宇宙旅行」になぞらえて、合計7つのステップが示されています。
1.「助走」期
2.「離陸」期
3.「上昇」期
4.「巡航」期
5.「再加速」期
6.「軌道到達」期
7.「月面着陸」期
※各プロセスについて詳しくは岡田さんの著書をご参照ください。


レコーディングダイエットの特徴
特徴は大きく2点あります。

一番の特徴は、上述の「プロセスが細かく分解されている点」。

もうひとつの特徴は「人間の認知的な側面、心理的な側面が重視されている点」です。

ダイエットの失敗のほとんどは、急激な運動や過剰な食事制限をいきなり始めて、1ヶ月も続かずにやめる、あるいはリバウンドする、というものだと思います。「やせる」という最終ゴールは明確なのに、そのために必要な継続的アクション「定期的に運動をする」「食べすぎを控える」に対する欲求が芽生えないままにムリヤリ始めたために失敗してしまいます。

その点このレコーディングダイエットでは、小さな小さなステップから始めることによりその失敗を回避しています。。最初に「記録だけ」をしばらくやることで、「やせたい」という最終ゴールに対するニーズを「食べすぎを控えたい」「摂取カロリーを抑えたい」というより具体的なニーズへと落とし込んでいくことができます。逆に、この脳への刷り込みプロセスがないと、ダイエットは苦痛以外の何者でもありません。


・・・以上です。

こうやってまとめてみて、改めて、この考え方は他のいろんなことに使えるなぁと思いました。すごいです。


参考にさせていただきました
レコーディングダイエット - gooダイエット
今話題のレコーディングダイエットを検証! - All About


おまけ
Facebookの岡田斗司夫さんの公式ページ

2011/04/06

神戸マラソンのエントリー受付開始が4月15日に決定


記念すべき第1回神戸マラソンのオフィシャルページが公開され、エントリー開始日が4月15日に決定していました。

4月15日の午前10時に受付開始で、1ヶ月後の5月20日まで受け付けるそうです。募集定員は2万人で、レースは半年後の2011年11月20日(日)です。

大会のテーマは「感謝と友情」。公式ページにはこう書かれています。
神戸マラソンは、「自分のために走ることはもちろんですが、それ以上に「人々のために走る」マラソンをめざしています。

コースの高低差は最大20メートル。三宮の神戸市役所前をスタートし、明石海峡大橋のふもとまでひたすら西に走り、最後はポートアイランドまで戻ってきてゴール、と、神戸市内を心ゆくまで走れる面白い大会です。

神戸マラソン2011

2011/04/04

いろんな会社の企業理念とビジョン その2(国内編)


先日のその1に引き続き、いろんな会社の企業理念とビジョンをピックアップしてみたいと思います。今回は国内の企業編です。

では早速。


良品計画(無印良品)
無印良品を展開する良品計画は、1)良品というものについての認識を表明した「良品」ビジョン、2)企業理念、3)具体的な行動基準、の3つを掲げています。
「良品」ビジョン
「良品」には、あらかじめ用意された正解はない。しかし、自ら問いかければ、無限の可能性が見えてくる。
企業理念
良品価値の追求
成長の良循環
最良のパートナーシップ
行動基準
1.カスタマー・レスポンスの徹底
2.地球大の発想と行動
3.地域コミュニティーと共に栄える
4.誠実で、しかも正直であれ
5.全てにコミュニケーションを
無限の可能性」という言葉に、一見無印良品らしからぬアグレッシブな姿勢が見えます。
企業理念 - 良品計画


Panasonic
Panasonicの場合は、松下幸之助が作った綱領が今も掲げられています。
綱領
産業人タルノ本分ニ徹シ
社会生活ノ改善ト向上ヲ図リ
世界文化ノ進展ニ
寄興センコトヲ期ス
綱領を現代風の言葉で言うと「生産・販売活動を通じて社会生活の改善と向上を図り、世界文化の進展に寄与すること」になるそうです。水道哲学の考え方がここに表れています。
経営理念 - パナソニック


UNIQLO
「これが企業理念だ!」と明確に提示された言葉は見当たらなかったのですが、、キーフレーズっぽいものは公式サイトに載っていました。
服を変え、常識を変え、世界を変えていく
グローバルワン 全員経営
ユニクロと柳井社長の実績を知ってるせいもあるかと思いますが、個人的に「変える」「世界」「グローバル」「全員経営」という言葉にワクワクしました。ただ単に目新しいものを作るのではなく、「常識を変え、それ自身が新たな常識となるようなファッションを作ろう!」という意気込みが感じられます。


BEAMS
僕自身はあまり買い物はしないのですが、お店に入るといつもワクワクするBEAMS。
BIG MINOR SPIRIT
GLOBAL EYE
LIFESTYLE CREATOR
ひとつひとつの言葉に力があり、強い意思を感じます。「BIG MINOR SPIRIT」はまさにBEAMSらしい言葉です。
企業理念 - BEAMS


ほぼ日刊イトイ新聞
イトイ新聞の場合。企業理念ぽいものはありませんが、「イトイ新聞とは何ぞや」という文章のところにはこう書かれています。
「糸井重里が主宰する、
 インターネットで毎日お送りする、
 ちょっとほかにはない、たのしい新聞」、
それが「ほぼ日刊イトイ新聞」です。
キーワードは「たのしい」と「新聞」。雑誌ではなく、新しい時代のメディアでもなく、新感覚でもない「新聞」。この「新聞」というところに糸井重里さんらしさが表れています。一流のコピーライターは言葉づかいがすごいのではなく、その背景にあるアイデア、世界観がすごい(そして言葉はそれを表現するための道具の)ような気がします。
ほぼ日刊イトイ新聞について - ほぼ日刊イトイ新聞


沖縄教育出版
「社憲」と「企業理念」という2つのものが掲げられています。
社憲
全員主役の感動創造企業
感謝・恩返し・そしてお役立ち
I am OK!
You are OK!
We are OK!
企業理念
私たちは、地球上に住むすべての人々が健康で平和に暮らせる社会をつくるため、みんなで力をあわせて、働きがいのある楽しい職場環境を作り、お役立ちの喜びを実践しています。
社員や働く仲間に対する思いのようなものが感じられます。この企業理念を読んで「よいモノは良い職場からしか生まれない」という言葉が頭に思い浮かびました。良い場を作って、良いモノを生み出して、人々の幸せに貢献する、実践はなかなか難しいですが、先に場を作り、次にモノを作る――本来あるべき順番はこうだと思います。余談ですが沖縄教育出版はネットラジオも公開されています。
理念 - 株式会社沖縄教育出版


関西スーパー
僕がいま一番よく利用するスーパー「関西スーパー」の場合。経営理念と社是が掲げられています。
経営理念
普段の食生活をより豊にすることにより、地域のお客様から信頼を得、社会に貢献する。
・いつも、暮らしの近くにいます
・生鮮3品と惣菜は私たちのブランド品です
・“とれたて”と“旬”のおいしさを毎日
・おいしさに、確かな安心を添えて
・価格も味わいもうれしいお惣菜
・ひとつひとつの売り場に自信と誇りを持って
社是
「誠実と努力」
(そのお店やスタッフによってちがうかとは思いますが)うちの近所にある関西スーパーではいつも気持ちよく買い物することができるので、この社是がかかげられていることには納得です。
経営理念 - 関西スーパー


・・・以上です。

どの会社の理念にもそれぞれの個性が強く表れていて面白かったです。

人が働く意味というのは、「なぜ?」を突き詰めていくと最後には何も残らないタマネギのようなものだと思います。だからこそ、人はときに「なぜ働かなくてはならないんだろう?」と疑問を感じるわけですが、そこには普遍的な答えはありません。最終的には一人ひとりの人間が自分でその答えを作るしかないと思うのですが、そのときに助けになるのが創業者や代表が決めた会社の理念やビジョンなのかな、と思いました。何事にも先達はあらまほしきことなり。