2012/12/28

2012年の私的ふりかえり


2012年も、残すところあと数日となりました。。早いもので。。

先日来年の手帳を買い、ついでに今年の手帳を1月から読み返してみました。手帳に書かれたイベントやノートを読むと、「本当に今年もいろいろあったなぁ」としみじみとします。

1年は体験するのにはあっという間ですが、一月ひとつきをじっくり振り返ってみると、結構長いなぁとも思います。1年前のことなんて、もうずっと前のことのように思えたりもします。

ふりかえると、いまは自分にとって当たり前と感じられることなんかも、1年前はできていなかったり、出会ってさえいなかったり。今はあまりにも当たり前になったので、逆に「当時どうしてたんだろう?」と疑問に思うこともあります。それらが自分の成長や老いの証なら、ちょっとうれしいような。

2011年は、よくも悪くも、人生には自分でコントロールできないものが多いんだなぁということを実感して、それで今年は、できればサーフィンのような感覚で、もっと力を抜き、感覚を研ぎ澄ましてやっていければなぁという思いでやってみました。ナチュラルな力をもっと出していければなぁと。

その意味ではかなり大きな収穫があり、そのあたりは今後も追求していきたいなと思います。本当の成果が実感できるのはもっと後になってからかなとも思いますが、生活感覚として変わった部分は大きいように思います。


今年1年の間ずっと「2012年にやりたいこと」というのをプロフィール欄に載せていたので、せっかくなのでそれらについて個別にふりかえってみたいと思います。

今年1年こんなことを挙げていました。

2012年にやりたいこと
  • TOEIC900点
  • 英語の小説を楽しむ
  • 自分の仕事を大きくする
  • 中小企業診断士
  • 早起き生活
  • 料理習慣
  • 座禅習慣
  • 海外滞在
  • マラソン

欲張ってますね。。。以下、順にひとつずつ。

TOEIC900点 → △
去年(2011年)の夏に受けたTOEICの点数が、800点ちょうど。そこからもうひと伸ばししたいなぁと思い、900点を目指しました。

が、、、結局、TOEICテストは今年受けませんでした。理由は、1)やっぱり「800点取れたらもういいかな・・・」と思ったのと、2)「英語力を上げる」という本来の目的に立ち返ったとき「いまの僕に最も必要なのはTOEIC的な座学じゃないな」と思ったのと。

具体的には、単語覚えたりするよりは、人とのコミュニケーションや英語本の読書、edX受講、環境の英語化といったことを行ってきました(その中で辞書を引くことはよくありましたが)。その意味では大きな収穫があり、短期的には「もうTOEICはいいかな」という感じになりました。

あと、今年は一生付き合っていきたいと思う外国籍の友人たちとの出会いもあったので、そのあたりで英語へのモチベーションが大きく上がったということもありました。これは本当にラッキー。

英語の小説を楽しむ → ○
「英語を勉強する」から「英語で楽しむ」へとシフトしていくためのひとつのステップとして、英語の小説にトライしました。

英語の本を読んでいると、ついつい日本語の本を読むときと比べてしまって、読むスピードが遅い(=物語の展開があまりにも遅い笑)のにヤキモキしたりもしましたが、無事にいくつか読むことができました。

これで英語力が上がったかはわかりませんが、去年までは、英語の文章を読み始めるとき「さぁ、読むぞ!」と意気込む必要がありましたが、今年はそれが軽減されたように思います。

というのと、何より楽しくてよかったです。

自分の仕事を大きくする → ×
これは全然ダメ!

どちらかというと、新しい世界に出会って、横に広がった感じになってしまいました・・・笑 ただ、「仕事をもっと楽しむ」「よりおもしろい仕事ができるようになる」という意味では、大きく一歩前進できたかなと。

中小企業診断士 → △
昨年の末に中小企業診断士の資格を取ろうと決め、今年1年がんばってきました。

結果は、1次合格、2次不合格。。。合格のうれしさもあり、残念な思いもあり。

2次には落ちたものの、勉強のプロセスで学んだことは本当にたくさんありました。また、参加した勉強会や、同じく診断士を目指す友人の姿勢から学んだことも大きく、全体として、よいチャレンジになったかなと思います。

社会人になってから、座学をこれほどみっちりやったのも初めてのことでした。正確な数字はわからないけど、おおよそ400~800時間ほどは勉強したような。。。これだけの時間があればいろんなことができるなぁとも思うので、ちゃんと活かさないと。

得意なこと以外で「座学をコツコツやる」というのは、年齢的にもうキツいかなという懸念もありましたが、そこは大丈夫でした。よかった。。。

早起き生活 → △
やれたときもあれば、やれなかったときもありました。診断士の勉強に集中していたときは、どうしても夜型になってしまいました。

料理習慣 → ×
去年からときどきやるようになった料理。こちらも今年やりたいことのひとつでした。

結果は、、、こちらも診断士のしわ寄せで、あまりできませんでした。ただ、人生初の料理教室に通ったりして、料理に対する心理的ハードルはものすごく低くなりました。料理というのは日常的に「作る楽しみ」を得られるいいものだなぁと思ったので、今後もっと、やっていきたいです。

座禅習慣 → ○
去年から続けている座禅。これは、今年も続けてきて、効果のほども実感できました。

これも、ヒンズーやムスリムの友人ができたりして、彼らから影響を受けることができた、というラッキーな面が大きいと思います。地域によってスタイルはさまざまですが、瞑想やお祈り、座禅といったいわゆる「静」の活動には、共通した知恵があるということもなんとなくわかってきました。

こちらも今後も追及していきたいです。

海外滞在 → ×
全然ダメ!

マラソン → ×
全然ダメ!

去年の大阪マラソンで足を故障してしまったので、リベンジの意味もこめて今年はマラソンを走りたかったのです。が、、、大阪、神戸ともに落ちて機会を得られず。。。診断士を優先したため、遠方のレースには出たくない、というのもありました。

その代わり、にはならないのですが、大阪マラソンのボランティアをする機会を得られて、「マラソンボランティアおもしろ!」という発見もあったので、これはこれでよかったです。


・・・以上です。

できたことも、できなかったことも、いろいろありました。が、何より、カゼをほとんどひかず健康に暮らせた点は、よかったです。ありがたいことです。また、今年は何といっても、旅な感覚を終始心がけられたので、そのあたりが自分では楽しかったです。


日本はいま多くの問題を抱えていますが、ほかの国々に目を向け比較してみると、「日本はまだましな方かもなぁ」と思えることが本当にたくさんあります。

マキシマイザー(≒完璧主義)的感覚で見るとダメな部分は数え切れませんが、サティスファイサー(≒「ま、いっか」)的感覚で見ると、総じて、いい時代だなぁと。

世の中は 常にもがもな 渚漕ぐ 海人の小舟の 綱手かなしも

2013年がよき年になりますことを。がんばろ。

2012/12/12

edXのクラスを半分終えてみての発見とか感想


いま受講しているedXのクラスが、ちょうど半分ほど終わりました。

edXって何?」という方は、僕がedXを受講し始めたときの投稿なんかを参考にしていただければと思います。

edXとは、ひとことでいうと、最近たくさん出てきている「オンライン教育サービス」のひとつ。数あるサービスの中でもedXには特に次のような特徴があります。
  • MIT・ハーバード大学といった既存の大学の教授陣により企画・運営されている
  • 大学の講義とほぼ同じ「レクチャ+小テスト+中間・期末テスト」という形態
  • クラスの開講時期が定められており、テスト期間などもあらかじめ決められている
  • ちゃんと受講すれば成績の評価も行われ、無事修了すると合格証ももらえる(ただし申請と費用が必要なようです)

ちなみにこのあたりの教育サービスは最近「MOOC」(Massive Open Online Course)という用語で括られて呼ばれることが多いようです。

今回僕が取ったのは「6.00x Introduction to Computer Science and Programming」というクラス。

現状は、成績の大きなウェイトを占める「2度の中間テストと期末テスト」のうち、2つ目の中間テストが先日終わったので、ほぼ半分来たかなという状況です。まだ半分ほどですが、今回受けてみて感じるのは「事前に予想していた以上に多くのいろんなことを学ばせてもらっている」ということです。

ちなみにここまで受けたレクチャのタイトルに出てきた単語は

イントロ プログラム アルゴリズム 関数 再帰 オブジェクト デバッグ 効率 オーダー メモリ 検索 クラス オブジェクト指向プログラミング グラフ化 シミュレーション ランダムウォーク サンプリング モンテカルロ法 統計的思考 ランダムネス 曲線近似

などなど(意訳込みです)。

コンテンツである「プログラミング」についてはもちろん、その他にも多くの発見、学びをもらっている感じがします。そのあたりの発見や学びについて、以下、手短に挙げてみたいと思います。

いまの技術でオンライン教育にできること
いまそうそう高くないコストで
  • 動画を使ったレクチャ
  • テキストやスライドなどの資料配布
  • 小テストや中間・期末テスト
などなど、よくある大学の講義で行われることのほとんどはオンラインでも可能なようです。

また、オンライン教育では受講生同士のディスカッションと相互サポートを促進するフォーラムが可能です。一定数以上の受講生の意欲が高ければ、このあたりもうまく機能し、良い受講体験の一部となるようです。

また、多くの受講生がつまづいているポイントなんかはフォーラムを見ていればわかるので、TA(ティーチングアシスタント)による受講生のサポートなんかも、大学の講義と近いレベルで可能です。

講義の日程変更なんかもメールで通知されるので、その点は大学の講義よりもすぐれているのかなと(と思うのですが、ここは、僕が学生だった当時の認識に基づいて。最近の大学では、休講情報がメールで送られるとか・・・)。

いまの技術でオンライン教育にできないこと
受講してみて「そういえばそうだなぁ」と思ったところとして
  • ほかの受講生たちとのディスカッション
  • みんなの前でプレゼンテーション
なんかはオンラインではまだやりにくいかなと思います。

技術的には可能かもしれませんが、気持ちの問題として、面識のない他の受講生たちとやるのは抵抗がありますし、受講資格を設けない場合は受講生のコミュニケーションスキルの幅なんかも広いでしょうし、このあたりをうまく機能させるには、まだいくつか課題はありそうです。

MITの教授の講義スタイル
担当しているレクチャは数人なのでごくわずかなサンプルに過ぎませんが、「こういう講義をするんだなぁ」と思ったところとしては
  • 表面的な部分だけではなく、ベースのロジックや背景もきちんと説明してくれる
  • ところどころに興味をかきたてる歴史上のエピソードや面白い事例をはさんでくれる
  • 「それをすると何がいいのか」という「WHY」の部分の説明が丁寧
  • 全体的に説明がシンプル
というところ。

本題ではないですが、英語ネイティブっぽい先生の講義は何言ってるのかわかりません笑。。。ただ動画には必ずキャプションがついている(文字起こしがされている)ので、聞こえなくても大丈夫です。

オンライン教育で起こりうる問題
オンラインコースならではの問題として次のようなことが起こったりするということもわかりました。
  • 採点システムにバグがあったときの対応が大変
  • サーバが重くなり受講生がスムーズに講義を受けられなくなる
  • 受講生が外部のフォーラムを使ってカンニングをする
  • やさしすぎる受講生が他の受講生に答えを教えてしまう

最後の「やさしすぎる受講生が・・・」というのは予想外でしたが、結構たくさんの人がほかの受講生をサポートしてくれて、ちょっと過剰かなと思う例も多く見られます。

絶妙なヒントを与える人もいれば、「答え言っちゃってるじゃんそれ」というのも。困っている本人のためを思うと、いいのか、悪いのか。。このあたりもとても勉強になります。

動画の限界
これはedXの内容とは直接関係ないのですが、教育において動画は万能というわけではない、ということも大きな発見でした。

なんといいますか、技術的な面で動画はほかのツールに比べて目新しく、「動画を使ったオンライン教育!」というと大きく注目を集めるところがあります。だけど、動画というのはどこまで行っても、あくまでも「受身型のツール」でしかない、ということも今回わかりました。

人が何かを学習するとき、「受身型」のスタイルで学べることもあれば、学べないこともあります

たとえば、プログラミングなんかでは、プログラミング未経験者が学ぶときは新しい考え方を身につけるために、「脳の神経回路の組み換え」が必要になるように思います。

「組み換え」といってもたいそうなお話ではなく人が日々変化する中で日常的に起こっていることで、「新しい思考パターン」を効率的に行うために「神経細胞間に新しいパスを通す」ということ。

そういう処理には化学的・物理的なエネルギーがある程度必要で、そこには一定の努力が必要です。そして、いまのところ、その最短で王道の道というのは、「能動型」のスタイルでやること――自分の頭で考えて手を動かしてトライアル&エラー&反復をして脳に覚えさせること、にほかならないようです。

それが、動画をただ見ているだけではなかなか。

これは今回、実感としても味わうことができました。学習や教育においてまだまだ効率化/改善できる部分はあるけれど、「本人が能動的にどうにかしなけりゃどうにもならない」という部分もたくさんあるようです。

この「動画の限界」ということについては、「動画の教育コンテンツに騒ぎすぎじゃない?」という旨のブログ投稿もありました。鋭い指摘がされてておもしろいので、英語の投稿にはなりますが、英語OKの方はよろしければ。


・・・と、とりとめのない感じになってしまいまいたが、こんな感じです。

ちなみにフォーラムはこんなのです。

いまは、受講していて「世界中からいろんな国の人たちが同じコースを受けている」ということに素朴にワクワクするのですが、こういう感動も、長くは続かないものなのかもしれませんね。。

インターネットの初期の頃の「ピー!ガチャンガチャン!」の頃って、「世界とつながっている」というだけでもう未来に生きているようなフワフワした感覚を覚えたのですが、いまはほぼ24時間つながっている中そういう感動はなかなか味わえなくなりましたもんね。。

・・・とはいえ、edX、いまは存分に楽しませていただいています。学ぶところ多くて、おもしろいです。

本当に、いい時代に生きさせていただいてます。引き続き、がんばります。

2012/12/04

Adblock Plusのフィルタの使い方まとめ


今日は、「Adblock Plus」の使い方/設定方法について。


Adblock PlusはインターネットブラウザFirefox・Chrome・Opera用に開発された拡張機能で、名前のとおり広告をブロックしてくれるものです。
Adblock Plus Chrome用 / Firefox用 / Opera用

以前にも取り上げましたが、Adblock Plusは視覚的な意味でのノイズリダクション仕事やブラウジングの効率アップという意味でものすごく便利なので、僕はPCでChromeを使う環境では必ずこのAdblock Plusは入れています。

そのAdblock Plusを使う際、これまではずっと公開フィルタリストに依存してきたのですが、最近、そのリストが広告以外の要素をブロックしてしまうケースが多くなってきたため、、自分用のフィルタをちゃんと作るべく、改めてAdblock Plusの使い方を調べてみました。

以下、そのまとめ。ポイントはざっとこんな感じです。
・00 インストールまで
・01 使い方の概要
・02 基本的な使い方 広告を個別に指定してブロック
・03 応用的な使い方 公開フィルタリストを使用
・04 応用的な使い方 ワイルドカード/正規表現

00 インストールまで

まずはAdblock Plusが入っていないと始まりませんから、インストールしていない場合はインストールします。

インストールは、Chrome、Firefox、Opera、それぞれの拡張機能ページから。
Adblock Plus Chrome用 / Firefox用 / Opera用

拡張機能の設定画面(Chromeの場合はここ)からAdblock Plusのオプションを開くと確認できますが、デフォルトでは「Easylist」という主に英語圏向けのフィルタだけが有効になっているかと思います。

この後、自分なりにカスタマイズしていきます。

01 使い方の概要

Adblock Plusには大きくわけて2つの使い方があります。

ひとつは、「URL」を指定して素材のダウンロードそのものをブロックするというもの。もうひとつは、「HTML要素」を指定して画面上に表示しなくする、というものです。

前者は主に画像やFlashなどの素材を根元から断つイメージで、後者はテキストやブロックを表示されないように表面上隠すイメージです。英語だと前者は「blocker」、後者は「hider」という呼び方がされているようです。

02 基本的な使い方 広告を個別に指定してブロック

AdBLock Plusの基本は、ひとつめの使い方――「URL」を指定して素材のダウンロードをブロックする、です。

インターネット上で「この広告画像いらないなー、見たくないなー」という画像に出会ったら、その上で右クリック→「要素をブロック」を選択します。

つづいて、「フィルタに追加しますか?」というボックスが前に出るので、「OK」をクリック。

すると、今後その画像は表示されなくなります。ページを再読み込みしてみると画像が表示されず、その部分が詰めて表示されることが確認できるかと思います。

03 応用的な使い方 公開フィルタリストを使用

使い方がひとまずわかったあとはどんどん使っていけるのですが、それでも「ひとつずつ追加していくのは大変そうだな・・・」と思う方が多いかと思います。そんな場合には、誰かが作ってくれた公開のフィルタリストを使わせてもらいましょう。

Adblock Plus フィルタ」などと検索すると、日本語圏向けのフィルタを公開しているページがいくつか出てきます。

まずはそのページの中からひとつを開いて、ページ中に「フィルタを購読」「フィルタを追加」といったリンク付きの文字を見つけたら、そこをクリック。つづいてAdblock Plusオプションページで「追加」をクリックします。

すると、フィルタリストの登録が完了します。

フィルタリストと一口に言ってもさまざまなタイプのものがあり、たとえば、リスティング・コンテンツマッチ・アフィリエイトといった広告をブロックするものもあれば、アクセス解析や行動ターゲティングのもととなるトラッキングコードや不要なJavaScriptをブロックする、なんてものもあります。

ですので、公開フィルタリストを利用するときには、これはどういう趣旨のフィルタなのか自分のニーズにマッチするのかを確かめてから使うようにするとよいかと思います。

購読したフィルタリストはオプション画面からいつでも編集することができます。

04 応用的な使い方 ワイルドカード/正規表現

02の「広告を個別に指定してブロック」する方法の応用として、ワイルドカードや正規表現を使っての指定も可能です。

Adblock Plusのオプションページから「自作フィルタを追加」タブを開き、そこから手打ちで自分なりのフィルタを追加します。

フィルタは1行につきひとつ登録する形になっていますが、ひとつずつ登録したい場合は上側の「フィルタを追加」のところから追加し、まとめてたくさん登録したい場合は下側の「フィルタを編集する」を選んでフィルタリスト全体を編集する形になります。

フィルタのルール(構文)を以下ざっとご紹介します。

個別にURLを指定したい場合
http://example.com/ads/banner123.gif
そのままURLを書きます。

ワイルドカードを使いたい場合
http://example.com/ads/banner*.gif
http://example.com/ads/*
*」はワイルドカードとして、1つ以上の文字列に対応します。

文末を指定したい場合
*.swf|
文末(URLの末尾)は「|」で表現します。たとえばこのようにすると、swfファイルをブロックすることになります。

文頭を指定したい場合
|http://example.com/ads/*
||example.com/ads/*
文頭(URLの先頭)も文末と同じく「|」で表現します。http://とhttps://の両方を指定したい場合は「||」で置き換え可能です。

セパレータをまとめて指定したい場合
^query^
URLのセパレータ(/?&=:など)をまとめて表現したい場合は「^」が使えます。

その他正規表現を使いたい場合
正規表現も使うことができます。ただ、スピード低下や思わぬ挙動を引き起こしやすいため使わないことが推奨されています。そのあたりについては公式ドキュメントのこちらに。

HTML内の要素をブロックしたい場合01
##div.textad 要素名+classで特定
##div#sponsorad 要素名+idで特定
##textadd 要素名で特定
フィルタを「##」から始めると、URLではなく、HTML要素を指定してブロックすることができます。これが上の方で述べたふたつめの使い方「HTML要素を指定してブロックする方法」にあたります。

「##」のあとの構文はCSSと同じ――CSSにおける要素指定のやり方と同じで、たとえば
  • ##div.textad だと、 div 要素で、かつ class が textad のものを
  • ##div#sponsorad だと、 div 要素で、かつ id が sponsorad のものを
  • ##textadd だと、単純に textadd 要素を
ブロックする形になります。

HTML内の要素をブロックする場合02
##table[width="80%"]
##div[title*="adv"]
##div[title^="adv"][title$="ert"]
要素名、class、idを使った指定以外にも、[attr="value"]という形でほかの属性値を使っての指定も可能です。これもCSSと同じですね。

たとえば上記のとおり
  • ##table[width="80%"] だと、 width 属性が 80% の table を
  • ##div[title*="adv"] だと、 title 属性値に adv という文字列が含まれた div を
  • ##div[title^="adv"][title$="ert"] だと、 title 属性の先頭が adv で始まり、かつ最後が ert で終わる要素を
指定してブロックすることが可能です。

HTML内の要素をブロックする場合03
example.com##*.sponsor
このHTML要素のブロックでは、##の前にドメインを追加すると、そのドメイン内だけでフィルタをオンにすることが可能です。


・・・以上です。

あとは、ブロックのルールを適用しない「ホワイトリスト」も設定することが可能です。ホワイトリストも使い方はフィルタと同じなので、基本的な使い方はこれでひととおりカバーできてるのではないかと思います。


おまけ

日本向けフィルタリスト - Firefoxまとめサイト
Adblock Plus未体験の人がそのインパクトを手早く感じるためには、まずは良いフィルタリストを見つけて、その効果を味わう、というのが何よりも大切かと思います。馴れないうちはまずはフィルタ探し、で。フィルタ探しはこのあたりをご参考に。

Getting started with Adblock Plus
英語にはなりますが、Adblock Plusの公式ページに詳しいマニュアルもありますので、詳しい部分を知りたい場合はこちらに直接あたるのがよいかと思います。